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Cold Day In Hell (disc-2)
(DVD)
収録時間:約2時間44分 |
★★DISC-2★★
ディスク2はディスク1には収録し切れなかった試合と、盛り沢山の
特典映像で構成されております。
@こんなに沢山の選手があの世へと...
クローナス(イリミネーターズの片割れ)、ダイナマイトD、クリス・
キャンディード、ピットブル2号(アンソニー・デュランテ)、ビッグ・デ
ィック・ダッドリー。それぞれかつてXPWにも参戦し、今はこの世
には居ない各選手達の試合映像を編集したプロモ。多分『Cold D
ay in Hell』の試合会場でも大型モニターに映されたのでしょうな。
ADynamite D Tribute Battle Royal :
Carnage, Robbie Phoenix, Stepfather, Exciter, Sexy Chino,
Youth Suicide, and more students of Dynamite D
上で触れた様に、今はこの世には居ないダイナマイトD(王道プロ
レスの復権を唱えるのがかつてのギミックであった)。で、どうやら彼
はプロレス学校を開いていた様子で、彼の遺族が見守る中、教え子
達が続々とリングに上がって、オーバー・ザ・トップロープ方式のバト
ルロイヤルがキック・オフ。ま、ぶっちゃけどの子もこの子もお客様か
ら銭を取って芸を見せる、なんてレベルにはとてもやないがおまへん
し、あの世のダイナマイトDも思わず目を塞ぎたくなったであろう拙い
場面も多数。それでも皆さん精進し、恩師に少しでも報いてやって下
さいや。あ、試合を制したのは火炎殺法を繰り出したCarnageでした。
BMiss Xtreme Pageant (Hosted by Joey Ryan)
有象無象どころか無象無象のお姉さん達(多分AVの人達なんや
と思います)をリングに上げて、ミスXPWコンテストの始まり始まり。
各自自慢のエロエロ・ボディを駆使し、あれこれと下品なネタを繰り
出してくれるのですが、どうもワシの股間には響かぬ内容でして。
あ、最後は勿論掴み合いがあって、記録によるとニッキーって名の
娘がテリナ・ミッチェルって名の娘を破り、ミスXPWとなった模様。
Cこれもオマケで付けておけ...
以上で『Cold Day in Hell』の試合映像は終わりなんやけど、まだ
まだ大量にプロモは作られたみたいでして、ここにはケオス絡みの
2本、テリナ・ミッチェル&オカマのエンジェル絡みの1本が。ウーン、
サービス精神旺盛なのは嬉しいけど、正直全部観るのは辛いワ。
【特典映像】
まずは、かつてのXPWの試合映像をテンコ盛り状態でブチ込んで
みましたって内容。ただ、どの試合も収録日時等が紹介されておら
ず非常に残念。ま、そんな些細な事を気にするのは世界広しと言え
どこのワシくらい。多分米国のファンなんて、ポップコーンでもバリバ
リと頬張りながらヘラヘラと笑ってこのDVDを鑑賞するんやと思いま
す。あ、ちなみにワシも以前はそこそこXPWの映像を収集したつも
りでして、下記に紹介する各試合映像も大半が何処かで観た様な気
がするものばかり。勿論HPにレビューもアップしてあるのやけど、そ
れらを再度チェックして、試合収録日時等を調べる根気もなく...。
って事で世のお暇な方、過去のレビューはここにありますので、良か
ったらご覧になっていただき、試合収録日時等が分かりましたら、ご
連絡下さいな。
※XPWの詳細な興行記録はこちらを参照下さい。
@Bad Boy Basil Highlights
UPW【Ultimate Pro Wrestling】の世界王座に就いた事もあるBad
Boy Basil(本名はBasil Bozinis)のXPW時代の試合映像。尚、この
選手も02年2月18日にあの世へと召されており、追加追悼の意味
でこのプロモ映像が作られたのやと思います。ただ、その内容はビ
ッグ・ディック・ダッドリーにボコボコにされてる場面ってトホホなもの
でして、ワシも最初はこれはビッグ・ディックの追悼プロモなんやって
思ってしまいましたワ。
ADynamite D vs. Kid Kaos
01年8月25日にロスの“殿堂”オリンピック・オーデトリアムにおい
て開催された定期興行『Damage INC』より。この夜はXPW認定のT
V王座を懸けた8人参加のトーナメント戦があって、これが準決勝第
1試合目。王道プロレスの復権を唱えるダイナマイトDでしたが、ここ
で夢が途絶えました。それでもバーチカル・スープレックスの攻防な
んて、結構楽しめましたが。
BChris Candido (w/Tammy Sytch) vs. Julio Dinero
多分03年1月17日のXPWアリーナ(元ECWアリーナ。XPWで
はこの様に呼称するのが通例)での試合。例によって“訳知りファイ
ト”全開のキャンディードがフリオに負けるって“お仕事”を遂行。で、
「アタシの大切な旦那に何て事をするのよ!」ってタミー嬢がリング
上に。けれどこれから皆さんお楽しみのタミー嬢絡みのネタが始ま
るはずやのに、映像はここでブチ切れ...。センスがおまへんなァ。
CThe Westside NGZ vs. Steve Rizzono & Kid Kaos
vs. Public Enemy
00年4月29日開催のロス・アンゼルスでの定期興行より。同じく
カリフォルニア州のベンテュラってところで前日開催された定期興行
での介入劇を発端にしたタッグ版の3WAYダンスですワ。試合は途
中からピットブルズまでもが勝手に参戦してしまい、これで4WAYと
なって混乱を極める事に。最後はテーブル貫通式の大技を喰らった
パブリック・エネミーの片割れ、ロッコー・ロックが轟沈や。尚、この試
合映像はXPWのヒストリーものDVD『After Fall』にも収録されてお
ります。
DTool #2 vs. Vic Grimes
02年6月29日にカリフォルニア州はピコ・リヴェラのスポーツ・アリ
ーナにおいて開催された興行興行『Liberty or Death』より選出され
た試合。この夜は銭をかけたビッグ・イベントでして、リングも豪勢に
2つも導入。けど折角用意した2つのリングには目もやらず、トゥール
(ネット上では2号?の表記あり)とグライムスは延々場外で乱闘三
昧。廃車やトラップなどをガンガンと使い、最後は蛍光灯トラップにて
グライムスが絶命や。
【追記】この夜の興行を収めた単品DVD『Liberty or Death』には何
故か本試合が収められておりまへん。ワシも今回興行記録を調べる
までは、この試合が行われた事すら知りまへんでした。って言うか、
単品DVD『Liberty or Death』からは当夜の目玉の一つであるタッグ
・タイトル・トーナメントもバッサリとカットされていたんやね。ま、XPW
のDVDって編集の粗さには定評があるし(苦笑)、肝心のトーナメン
ト自体がどないしようもなく低調であったんでしょうなァ...。
E"White Trash" Johnny Webb (w/Jessica Darlin)
vs. Homeless Jimmy vs. kronus
00年7月22日にロスの“殿堂”オリンピック・オーデトリアムにお
いて開催された定期興行『Go Funk Yourself』より。この夜はXPW
の団体旗揚げ1周年記念興行って事で、メインにはサブゥ対テリー
爺なんて好カードも用意されておりましたんや。さてさて後期XPW
ではおちゃらけ・キャラとなってしまったウェブですが、この当時はま
だまだ活きの良い怖いもの知らずのファイター。加えてジミーはお
馴染みの凶器で満載のカートを押して現れ、“客人”のクローナスも
重厚な闘い振りで二人に応戦。未熟ゆえのミス・ムーブ等も散見さ
れますが、ジミーの捨て身のダイヴ攻撃など見逃せない場面もあっ
て、ある意味、当夜一番XPWっぽい内容に仕上がりました。
FBig Dick Dudley vs. Tool
01年1月13日にロス・アンジェルスにおいて開催された定期興行
より選出された試合。下手糞のトゥールによって、パイプ椅子目掛け
てパイル・ドライバー葬されるビッグ・ディック。トゥールのホールドが
不確実で、変な体勢で首から落ちていて、何ともヒヤヒヤものでした。
GNew Jack vs. “Mr. 80s”Dynamite D
01年2月24日にカリフォルニア州ヴァン・ヌイズのパトリオット・ホ
ールにて開催された定期興行『My Bloody Valentine 2001 : Baptai
zed In Blood II』より。さてさてこの夜は、第2回となるXPWのデス・
マッチ・トーナメントが堂々挙行されたのですが、XPWの“血達磨大
王”スプリーム同様、何故か我等がニュー・ジャック親分もトーナメン
トに不参加。で、不本意ながら(?)王道プロレスの復権を唱えるダ
イナマイトDを相手にシングル・マッチをやる事となった親分、前半戦
は何時もの乱暴ファイトを封印してDに付き合っていたんやけど、さ
すがに後半戦はそれにも飽きたのか、凶器で一杯のゴミ箱をリング
に入れ、凶器を次から次へとDに振り下ろしよる。中でも痛そうやっ
たのは、ガチンとDの股間に打ち込まれた工業用のホチキス攻撃。
思わずワシも、自分の股間を手で押さえてしまいましたワ(笑)。
【追記】
引退を表明した(?)ニュー・ジャック親分に敬意を表して収録した
にしては、ぶっちゃけこの試合ってどないなものやろ。もうちょっと小
ましな試合映像もあった様に記憶するんやけど...。
○Soundtrack
レスラーや女子マネら計14名分のオリジナルのテーマ曲集。テリ
ー爺のなんてあの“ならず者”のパンク・バージョンでっせ。
○Trailers
XPW、PWG、チカラ・プロなど、各インディー団体のDVDや、バッ
クヤードもののDVDのプロモーション映像。 |
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