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Return Of The Funker
South Philadelphia, PA - ECW Arena 1995-2-25
(VHS-Tape)
収録時間:約1時間58分 |
本作はDVDではなくってVHSテープ。米国の『Rf-Video』って少々怪
しいプロレス・グッズの通販屋から1本12ドル(今回は定例の週末セー
ルに合わせてオーダーしたので3割引の8.4ドルやった)で発売されて
いる代物(著作権を無視した海賊コピー・テープ)です。で、その収録内
容はと言うとECWが1995年2月25日にフィラデルフィアのECWアリ
ーナにて開催した定期興行『Return Of The Funker 1995』の全容を納
めたものなんですワ。
@Pitbulls vs. Chad Austin & Joel Goodhart
単にピットブルズの強さをディスプレイするためだけのジョバーさんと
の試合。ピットブルズの必殺技スーパー・ボム(コーナー最上段からの
投げっ放しのパワー・ボム)をモロに喰らって、全身イレズミのグッドハ
ートが葬られました。
【追記】この試合は英国で発売されたPAL方式のDVD『PHILLY STA
KE !』にも収録されております。
A場面は変わって...
リング・サイドにジョーイ・スタイルスが現れ、レイヴェン&スティーヴ
ィ・リチャーズにインタビュー。で、ここにレイヴェン一派に属するトニー
・ステットソンやジョニー・ホット・ボディ、レイヴェンと反目しあうトミー・
ドリーマーが絡んでのドタバタ劇。あ、これは3月18日の定期興行に
て行なわれる『Generation-X Gauntlet Match』に向けてのネタ振りや
と思いますワ。
【追記】上記した『Generation-X Gauntlet Match』については、英国で
発売されたPAL方式のDVD『RATTED !』に収録されております。
BMikey Whipwreck & Hack Myers
vs. Paul Lauria & Jason Knight
95年2月4日の定期興行『Double Tables 1995』にてすっかり決着
となったと思っていたマイキーとローリアの遺恨ですが、それぞれ助
っ人を絡めて華々しく抗争第2幕が...(まだやるんでっか)。試合は
ローリアの半ケツ、ローリアとジェイソンによる“ゲイ”を意識した合体
技、マイキーの死んだ振り、マイヤーズの“シャー!”パンチと、セコな
ネタが満載で、最後は全身黒づくめの謎の人物がリングに乱入し、マ
イヤーズを襲って幕引き......。
CHector Guerrero vs. 2 Cold Scorpio
プロレスって特殊な芸を生業とする一族は多数ありますが、中でも
ゴリー・ゲレロを家長とするゲレロ一族は名門中の名門。長男のチャ
ボ・ゲレロ(現在WWEで活躍しているのは息子であるチャボ・ゲレロ
・“ジュニア”)、次男のマンド・ゲレロ、三男のヘクター・ゲレロ、四男
の故エディ・ゲレロと、腕達者ばかりを業界に輩出して来ましたんや。
で、ここに収められているのは三男のヘクター・ゲレロの多分たった
一度のECWアリーナでの試合。しかも相手を務めるのがスコーピオ
でして、これなら悪い試合となろうはずなどおまへん。別にレビューを
手抜きするつもりやなく、「グッド・マッチ!」、これ以外に説明のしよう
がないんですワ。あ、兄弟なんやから当然ですがヘクターとエディは
姿形から、試合中のちょっとした構えや仕草、試合展開やスポット回
しまでホンマに瓜ふたつ。故エディのファンも要チェックの内容です。
DBarbed Wire Bat Match :
Ian Rotten vs. Axl Rotten
95年2月4日の定期興行『Double Tables 1995』にて一騎討ちを行
なった“劣勢品種交配”元バッド・ブリードのご両人、多分この抗争劇
が大受けとなったみたいで、早くも三週間後の今夜再度の激突や。
さてさて、今夜は有刺鉄線を巻いたバット(何やらW★INGチックです
な)を公認凶器としての一騎討ちで、試合開始早々アクセルによって
頚椎部分を有刺鉄線バットでゴシゴシとシゴかれたイアンが見るも無
残な大流血。最後はアクセルのフェイス・バスター(何やらターザン後
藤チック)がイアンにズバリと決まり、『Double Tables 1995』でイアン
から受けた屈辱を晴らすことに成功しております。
EECW World Heavyweight Championship :
Shane Douglas vs. Marty Jennetty
95年2月4日の定期興行『Double Tables 1995』にてWCWの重鎮
タリー・ブランチャードを下しECW認定の世界王座を防衛したダグラ
ス師匠。今夜はWCWと業界を二分するWWF(現WWE)よりマーテ
ィ・ジャネッティを招聘しての世界王座戦を挙行や。どうやら団体をあ
げて、ECW認定の世界王座に箔を付けようとの狙いみたいですな。
さてさて当時のマーティ・ジャネッティですが、ショーン・マイケルズ(H
BK)との名ユニットであったロッカーズを解散しマイケルズとの抗争を
終え、続いて1・2・3キッド(後のX−PAC)とのタッグ結成〜解散〜
抗争も終え、ぶっちゃけWWFで暇をこいていた頃。ただそれで試合
内容が悪かったかと問われるとそうではおまへん。序盤、意識してジ
ャネッティをすかしまくったダグラスでしたが、中盤からは文字通りがっ
ぷり四つに組んでの試合展開で、最後はアトミック・ドロップ〜スーパ
ー・キック〜DDTとジャネッティに攻め込ませ、あわや王座陥落、の場
面もキチンと作って、ジャネッティのウラ・カンを押し潰しての薄氷の勝
利を心憎く演出。ウンウン、当初の狙い通りECW認定の世界王座に
箔が付きましたな(拍手)。
【追記】ダグラス師匠によるECW認定の世界王座の箔付け防衛戦で
すが、94年11月5日の定期興行『November to Remember 1994』、
94年12月17日の『Holiday Hell 1994』ではロン・シモンズ(後のファ
ルーク)を相手にベルトを守ってみせております。
FECW World Tag Team Championship :
Chris Benoit & Dean Malenko
vs. Sabu (w/Paul E.Dangerously & 911) & Tazmaniac
95年2月4日の定期興行『Double Tables 1995』にてパブリック・エ
ネミーを破ってタッグ王座へと就いたサブゥとタズマニアック。しかし勝
利の美酒に酔うどころか、クリス・ベノワの無法乱入を受けてだらしな
く轟沈されたのは既報の通り。で、改めてベノワがディーン・“ザ・シュ
ーター”・マレンコをパートナーに指名して行なわれたタイトル・マッチ
が本試合ですワ。さてさて試合なんですが、まずはサブゥ&タズマニ
アックに負けず劣らずベノワ&マレンコに苦汁を飲まされ続けていた
パブリック・エネミーが、試合前のベノワ&マレンコに文句を付けに登
場。けどパブリック・エネミーの片割れロッコー・ロックは腹部を負傷し
ているようで車椅子に乗ったまま。そやのにベノワとマレンコが問答
無用と攻撃するものやから傷口が開いたようで、白いシャツの下から
血が染み出て来よりました。更にここにサブゥ&タズが現れて、タッグ
王座戦開始!。試合は中盤タズの右膝裏側にマレンコが掟破りの攻
撃を仕掛け、これだけでも厳しいはずやのにあろうことか膝十字固め
を繰り出したため、タズマニアックは戦闘不能となってポール・Eの指
示により巨漢911(←米国で救急車を呼ぶための電話番号)がタズ
マニアックを担いで控え室へ...。ここからはサブゥが1人でベノワ&
マレンコの相手をする展開となったんやけど、サブゥは自殺ダイヴの4
連発(全てバージョン違い)を繰り出すなどと大活躍。最後こそコーナ
ー上に設置した机の上からベノワにパワー・ボムで投げられてベルト
を手放しましたが、これはなかなかの熱戦でしたな。後、試合決着後
にベノワの挑発に乗ってパブリック・エネミーが再登場、加えてタズマ
ニアックまでが911に担がれてリングに戻ったものやから、またまたリ
ング周辺はカオス状態へ突入でっせ。
【追記】この試合は英国で発売されたPAL方式のDVD『PHILLY STA
KE !』にも収録されております。
GCactus Jack vs. D. C Drak
カクタスがドレイクっていかにもボンクラそうなレスラーを短時間で得
意のダブル・アーム式DDTによりあっさり葬ったところで、ずっとリング
下にて試合を観戦していたサンドマンが突っ掛けて番外戦へと発展。
そして何故(苦笑)かリング横に設置されていた巨大ゴミ箱の中へサ
ンドマンが叩き込まれ、それをむんずとカクタスが引っ張り出すとあら
不思議、なんとサンドマンがテリー・ファンク御大へとすり替わってます
んや(←今夜の定期興行が『Return Of The Funker 1995』って名付
けられたのは、このネタのためなんです)。後はテリーとサンドマンが、
カクタスに椅子と竹刀の雨あられ。哀れ、カクタスは50発以上も脳天
等を殴られているはずや...。尚、最後はダグラスがカクタスを救出
に現れて、テリー&サンドマンとの新たな抗争物語が火蓋を切って落
としとります。
【追記】この試合は英国で発売されたPAL方式のDVD『PHILLY STA
KE !』や、米国で発売されたカクタスのベストDVD『The Best of Cact
us Jack』にも収録されております。 |
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