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ECW WRESTLING TNN #014
1999-11-26 On Air
(VHS-Tape)
収録時間:約58分 |
本作はDVDではなくって、VHSテープ。米国の『Rf-Video』ってちょっ
と怪しいプロレス・グッズの通販屋から1本12ドル(今回は国内の某裏
ルートより入手いたしました)で発売されている代物(著作権を無視した
海賊コピー・テープ)です。で、その収録内容なんですが、1999年の8
月末より、ECWの定期放送番組『Hardcore TV』がTNN局との契約に
伴い装いも新たに(基本的なフォーマットは変わっていないけど)『ECW
WRESTLING TNN』として全国放送され始めており、それを著作権者に
無断で録画〜ダヴィングしたものですんや。ではでは、ネタの宝庫とも
言える『ECW WRESTLING TNN』、早速鑑賞してみましょ。
※尚、リピート放送やディレイ放送なども多々あったでしょうが、多分今
回放送分の一番最初の放送は1999年11月26日のはずです。
【追記】本テープですが、標準スピードで120分録画可能のものに、2
倍速録画って仕組みを使い、60分の定期放送番組を4回分収録した
内容。尚、聞きなれない2倍速録画って奴ですが、日本国内で普通に
流通しているビデオ・デッキでも再生可能(機種によっては、若干トラッ
キングが乱れる事も)。また1回につき60分の番組なんやけど、その
1/4である15分間はCM。実質、約45分間の番組ってとこですワ。
○悪気はなかったのになァ...
今宵の定期放送番組『ECW WRESTLING TNN』は99年11月18日
にイリノイ州はシカゴのTHE ARAGONにて開催された定期興行からの
ネタがメイン。まずは番組収録のため、ご存知ジョーイ・スタイルスとジ
ョエル・ガートナーがリング上がり、特別ゲストとしてジェリー・リンをお
出迎え。ただ、スタイルスがリンに対してタジリ(今宵、対決する予定)
の事を尋ねた途端、リンは気分を害したのかさっさとリングから下りて
しまって...。
○それなら場所を変えて...
気分を変えようとしたのか、THE ARAGONの客席最後列に移動した
スタイルスとガートナー。と、ここにライノ&クリス・キャンディード(with
タミー嬢)が現れて...。
○ECW World Television Championship :
Rob Van Dam (w/Bill Alfonso) vs. CW Anderson
11月18日の定期興行からのチョイス。まずはリング上でCWがRV
Dの入場を待っていると、ご存知パンテラの『ウォーク』がギャンギャン
と会場内に鳴り響き...。
○ニュー・ジャック親分 in NYC Subway Death-Match
親分の庭、ニュー・ヨークの地下鉄のホームにてロケしたものです。
親分、怨敵『暴走禿頭軍』を求めて地下鉄の車両へと...。
○ECW World Television Championship :
Rob Van Dam (w/Bill Alfonso) vs. CW Anderson
時間制約のあるTVでの放送を念頭に置き、コンパクトなサイズにま
とめられたTV王座戦。けどそれで手抜きかと言うとそれは違い、CW
の地味で渋い持ち味を存分にディスプレイし、最後はヴァン・ダミネー
ターから5★スプラッシュでRVDが締めるって構成で、これなら戦う両
者も鑑賞するお客やお茶の間の皆さんも、全く文句なんてないはず。
そう、何もダラダラと長時間戦う事だけが偉いのではおまへん。
○ニュー・ジャック親分 in NYC Subway Death-Match
地下鉄の車両り中で親分がアジりまくり。誰か早く警察を呼べよ。
○ECW World Television Championship :
Rob Van Dam (w/Bill Alfonso)
vs. Sabu (w/Bill Alfonso)
タッグ王座に就いているドリーマーとレイヴェン同様、仲が良いのや
ら悪いのやらさっぱり分からぬサブゥとRVD。10月23日のECWアリ
ーナでの定期興行においてもトータル40分に渡る一騎討ちをやって
いたけど(結果はドロー。これがなかなかの名勝負でして、興味がお
ありの方は『Rf-Video』のファンカムDVD−R『Sandman Returns EC
W Arena』をご購入下さいな)、今宵もRVDがCWを下したと思った途
端、サブゥが突然RVDに仕掛け、これがまたまたTV王座へと発展。
ここはやはり一試合終えたばかりのRVDに分が悪く、サブゥの繰り出
すアラビア殺法の前に防戦一方。けどRVDも虎の子のTV王座死守
に向け覚悟を決めたのか、パイプ椅子を使ってサブゥの右膝に『らしく
ない』反則まがいの集中攻撃を敢行や。途中、クリス・キャンディード
&ライノの介入もあったけど、RVDはこれさえ迎撃し、最後はサプゥの
右膝にパイプ椅子を絡ませ、ここに情け無用の5★スプラッシュ!。
「これ以上は見ておれぬ」とアルフォンソがタオルを投入(一度目はサ
ブゥも意地で拒否)し、文字通り絶句ものの番外戦は幕となりました。
○Little Guido (w/Sal E.Graziano)
vs. Super Crazy
これも11月18日の定期興行からのチョイス。まずは入場シーンを。
○ニュー・ジャック親分 in NYC Subway Death-Match
親分、今度はプラット・ホームで激憤。警察はまだ来ませんか!。
○Little Guido (w/Sal E.Graziano)
vs. Super Crazy
道頓堀さんが贔屓にしているご両人の一騎討ちでして、やっぱり今
宵も何時も通りの好勝負。最後はタジリ、そのタジリを追ってジェリー・
リンまでがリングに上がり、さっきまでとは180度逆のドタバタ劇へと
シフト・チェンジとなり、ドサクサ紛れでグイドーがクレイジーを泥棒フォ
ールですワ。ウンウン、この落差を許す事が出来るのも、惚れた者の
弱みってやつなんでしょうな...(苦笑)。
○Tommy Dreamer (w/Francine) & Raven & Sandman
vs. Jastin Credible (w/Jason) & Lance Strom (w/Dawn Marie)
& Rhino (w/Steve Corino & Jack Victory)
これも11月18日の定期興行からのチョイス。まずは入場シーンを。
○ニュー・ジャック親分 in NYC Subway Death-Match
親分の目の前を走り去る地下鉄。で、よくよく車両の中を見ると、そ
こには親分を挑発する憎々しげなデヴィトとエンジェルの姿が...。
さぁ、いよいよ親分の怒りもレッド・ゾーンへと達してしまいましたデ!。
○Tommy Dreamer (w/Francine) & Raven & Sandman
vs. Jastin Credible (w/Jason) & Lance Strom (w/Dawn Marie)
& Rhino (w/Steve Corino & Jack Victory)
さてさて99年11月18日にイリノイ州はシカゴのTHE ARAGONにて
開催された定期興行もいよいよ大詰め。最後はドリーマー&レイヴェ
ン&サンドマンの正規軍(って言ってもエエのやろか?。とりあえず内
情はボロボロやけど...)がジャスティン&ストームから成るインパク
ト軍+ライノの混成軍を迎え撃つって構図の試合ですワ。で、注目の
本試合、序盤ドリーマー&レイヴェンが混成軍にボコボコにド突き回さ
れていると(←ちょっと大袈裟)、そこに『エンター・サンドマン』を鳴らし
て酔いどれ天使のサンドマンが颯爽と(いや、千鳥足で...)現れる
って毎度毎度の展開でして、勿論フランシーン嬢とマリー嬢のTバック
姿丸出しのエロなキャット・ファィトもあり。そして締めは11月7日放映
のPPV『November to Remember 1999』での余波から、常々レイヴェ
ンを快く思っていなかったサンドマンが土壇場でレイヴェンに対し竹刀
で一撃喰らわすって暴走(当然これで正規軍は敗退)。一触即発のド
リーマーとレイヴェンの緊張関係に、調停役どころかサンドマンまでが
正面切って割って入り、ECW一座を取り巻く暗雲はますますドス黒さ
を増して来ましたデ...。
○ニュー・ジャック親分 in NYC Subway Death-Match
デヴィトとエンジェルを追って、とある駅のプラット・ポームへと降り立
ったニュー・ジャック親分。すると遠くの方にデヴィトの姿が。けど度重
なる彼等の挑発に何時もの冷静さを欠いたのやろね、ニュー・ジャック
親分は背後に注意を払う事を怠り、エンジェルからの急襲をモロに喰
らう羽目に。当然ここにデヴィトも加わり、あろう事か自身の『庭』とも
言えるニュー・ヨークの地下鉄のプラット・ホームにて、ニュー・ジャック
親分が『暴走禿頭軍』の餌食となってしもた...。 |
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