|
ECW WRESTLING TNN #007
1999-10-08 On Air
(VHS-Tape)
収録時間:約58分 |
本作はDVDではなくって、VHSテープ。米国の『Rf-Video』ってちょっ
と怪しいプロレス・グッズの通販屋から1本12ドル(今回は国内の某裏
ルートより入手いたしました)で発売されている代物(著作権を無視した
海賊コピー・テープ)です。で、その収録内容なんですが、1999年の8
月末より、ECWの定期放送番組『Hardcore TV』がTNN局との契約に
伴い装いも新たに(基本的なフォーマットは変わっていないけど)『ECW
WRESTLING TNN』として全国放送され始めており、それを著作権者に
無断で録画〜ダヴィングしたものですんや。ではでは、ネタの宝庫とも
言える『ECW WRESTLING TNN』、早速鑑賞してみましょ。
※尚、リピート放送やディレイ放送なども多々あったでしょうが、多分今
回放送分の一番最初の放送は1999年10月8日のはずです。
【追記】本テープですが、標準スピードで120分録画可能のものに、2
倍速録画って仕組みを使い、60分の定期放送番組を4回分収録した
内容。尚、聞きなれない2倍速録画って奴ですが、日本国内で普通に
流通しているビデオ・デッキでも再生可能(機種によっては、若干トラッ
キングが乱れる事も)。また1回につき60分の番組なんやけど、その
1/4である15分間はCM。実質、約45分間の番組ってとこですワ。
○今週のオープニングは...
栄光のタッグ王座に就いてはいるものの、常に一触即発状態にあ
るドリーマーとレイヴェンの凸凹コンビ。そして内紛状態の彼等をこれ
幸いとセコな手段で挑発しまくるインパクト軍。ま、例によって例の如
くの余りにセコ過ぎるイザコザ劇です。
○物騒やね、NYの地下鉄は...
人気のない深夜のNYの地下鉄のプラットホームに立つニュー・ジ
ャック親分。と、突如デヴィトとエンジェルが現れ、あろう事か親分に
不意討ちを決行!。さあさあ、血生臭い抗争劇の始まりでっせ!。
○“トラブル姉さん”、ご帰還!
過去に幾多の(主にエロ系)女子マネを輩出して来たECW一座。
そして本日、お茶の間に向けて再登場となるのが元“アメ・プロ界の
聖子ちゃん”(←書いているワシが恥ずかしいワ)ことタミー・リン・シ
ィッチ嬢。ECW一座には約1年振りの出演となりますが、なにやらト
ラブルの臭いも漂って来る感じでっせ。
○今週の見所は...
お馴染みのジョーイ・スタイルスとジョエル・ガートナーによる今週の
見所紹介のコーナー。当然一番の売りはシィッチ嬢なんやけど、熱い
熱い試合もあれこれと用意してくれているみたいですワ。
○シィッチ嬢、前回の出演の際は...
番組は98年8月29日にECWアリーナで開催された定期興行へと
タイム・スリップ。駄目旦那(実際の旦那です)のキャンディードをバッ
クアップせんと、シィッチ嬢が大暴れ。ランス・ストームのマネであるタ
ミー・リン・ビッチ嬢(現在のダーン・マリー嬢。それにしてもエゲツない
芸名やなァ)をブラ・パン姿にヒン剥いてご満悦ですワ。あ、当時この
4人で連日連夜繰り広げられたベタベタのエロエロ小芝居の全貌は、
既に『Rf-Video』からDVD−Rの『Extreme 3-Way : Sytch , Bytch &
Francine』として発売済み。レビューもアップしているので、良かったら
見てやって下さいな。
○シィッチ嬢のプロモでっせ!
果物は腐る一歩手前が熟して一番美味しいなんて言いますが、失
礼ながら今のシィッチ嬢が正にそんな状態。とりあえずムレムレ熟女
(←これまた書いているワシが恥ずかしいワ)のプロモをお楽しみ下
さいな。あ、こればっかりは皆様の趣味趣向の世界なのでワシが云
々とは言えまへんが、ワシはこのタイプはちょっと勘弁ですワ。
○Yoshihiro Tajiri vs. Super Crazy vs. Little Guido
99年9月19日に開催されたPPV『Anarchy Rulz 1999』からのチョ
イス。名物トリオであった『純血イタリア人』の生き残りであるグイドー、
メキシコからの出稼ぎ職人クレイジー、ヨ・コ・ハ・マ・ジャパンからは
我等がタジリ。腕達者の名脇役2人を集め、たっぷりタジリの芸を観
て下さいってのが狙いであろう3WAYダンスでっせ。あ、試合は先に
グイドーに土が付き、以降はクレイジー相手の試合となりますが、手
に汗握る攻防も最後はタジリの勝利で幕に。3WAYダンスでのスポ
ットさばき、シングル・マッチでのスポットさばきと、グイドー&クレイジ
ーの息もピッタリと合って、タジリ・ファンには一粒で二度美味しいグリ
コのような試合や。
○またもシィッチ嬢のコーナーです...
辣腕ジム・コルネットがタクトを振るSMW『Smorky Mountain Wrest
ling』時代(主にブライアン・リーのマネ役やった)の様子、メジャーW
WFに転じての様子などを、ポール・Eがコメントを添えて振り返ってま
す。あ、シィッチ嬢自身もコメントを寄せておりまっせ。
○Lance Storm (w/Dawn Marie) vs. Jerry Lynn
これも99年9月19日に開催されたPPV『Anarchy Rulz 1999』から
のチョイス。『パーソナル・ビッチ』と紹介されたダーン・マリーを引き連
れ登場した地味なストームに対するは、これまた地味さ具合では一
歩も退かぬ(失礼)リン。けどさすがにPPVのオープニングを任された
だけあって試合の内容は非常に濃いですワ。これまでにもアチコチで
書き連ねてまいりましたが、名試合名場面の続出したPPV『Anarch
y Rulz 1999』にあって、単純に試合のクオリティの高さだけでなら、本
試合と先のタジリ絡みの3WAYダンスがダントツやろかね。しかし地
味な選手同士の一戦に派手な女子マネってのは万国共通ですなァ。
○またまたシィッチ嬢のコーナーです...
定期放送番組『ECW WRESTLING TNN』の第7回分のラストを十分
時間を割いて任されたのはシィッチ嬢。過去の幾多のトラブル(なんや
と思います)などを回想している内に思いが募って来たのか、遂には
涙ぐむ場面も。ここら辺り、ヒアリングが達者ならワシの100万倍(←
ウーン、ポーゴ様みたいな喩えやね)楽しめるのでしょうが...。
ただし番組の一番最後では、どうにも腹黒い感じのシィッチ嬢の満面
の笑みが満開となって...。さあ、ECW一座に舞い戻った“トラブル
姉さん”の明日はどっちやろか。 |
|