 |
Extreme in the Big Easy
New Orleans, LA 1998-5-31
(DVD-R)
収録時間:約2時間40分 |
ECW存命時に地方でのドサ回りを含め、その興行の大半をビデオ収
録したと伝えられる米国のプロレス・グッズ屋『RF-VIDEO』をご存知か。
その『RF-VIDEO』が2005年初頭より過去の貴重映像をDVD−R化し、
【Extreme Fan Cam Series】と称して怒涛のリリース・ラッシュでワシらE
CWマニアの懐を直撃しているんや。
さて今回ご紹介するのは、2006年7月期に発売された6タイトルの内
の1タイトル。ルイジアナ州はニュー・オリンズにて、1998年5月31日
に開催された定期興行の模様を収録したものですワ。あ、ちなみにこの
DVD−Rのタイトルとなっている“BIG EASY”とは、ニュー・オリンズって
街の愛称。ま、ニュー・ヨークを“BIG APPLE”って呼ぶのと似た様なもの
なんでしょうな。で、“BIG EASY”を直訳すると、『とてつもなく適当』って
感じになるんやて。では、その『とてつもなく適当』な街での我等がEC
W一座のドサ回り興行、しかと見届けてみましょ。
@Jerry Lynn vs.
Justin Credible (w/Jason & Chastity & Nicole Bass)
今夜もお馴染みの定番マッチがオープニング。『怪女』ニコル・バス、
『両刀使い』ジェイソン、『元レイヴェンの追っ掛け』チェスティティと脇役
陣も充実して、ジャスティンとリンによる一騎討ちは火蓋。試合はジャ
スティン寄りのサブ・レフェリーや豪華脇役陣が総出で試合に介入し、
なんとか曲者リンに土を付ける事に成功。皆さん、お疲れさんでした。
AJamie Dundee (aka JC Ice : PG-13)
& Mike Lozansky & Danny Doring
vs. Al Snow (w/Head) & Balls Mahoney & Axl Rotten
これまた一癖も二癖もある連中ばかりを集めた6人タッグ戦。しかも
マネキンの首『ヘッド』を唯一の理解者とするアル・スノーまでが一枚
噛んでいるので、ワシも大いに期待して観戦したんやけど、どうも試合
自体が空回り。アルによる『ヘッド』攻撃からアクセルによるパイプ椅子
攻撃と繋ぎ、粘るドーイングを振り切ってはみせたけど...。ウーン、
アルって選手は、タッグ戦には向かんみたいやね。
BThe FBI (Little Guido & Tracey Smothers)(w/Tommy Rich)
vs. Blue Meanie & Super Nova
第3試合は、これまた定番マッチとして抗争劇を繰り広げていた『純
血イタリア人軍』と、bWoの残党ミーニー&ノヴァの毎度毎度の対決。
例によってゲイ・ネタが仕込まれ、トミー・リッチの音頭取りで試合を中
止してダンス・コンテスト。たまには新しいネタもやってくれよとこっちも
苦笑していると、なんと突如場内にはタズのテーマ曲が。「お前等、何
をチンタラとやっとるんや!」とリングに上がったタズ。無差別攻撃で4
選手をスープレックスに沈め、トミー・リッチはタズ・ミッションにてチョー
ク・アウト。5月14日の定期興行にて誰の了承も得ず、自ら勝手に設
立認定したFTW(Fuck The World : この世は全て糞っ垂れ)王座の
ベルトを手にデモンストレーションを強行や。あ、この後、タズとは抜き
差しならぬ関係となりつつあったバン・バン・ビガロが現れ、タズとド迫
力の掴み合いを展開。両者の遺恨、いよいよ加熱して来ましたデ。
CECW World Television Championship :
Lance Storm vs. Rob Van Dam (w/Bill Alfonso)
些細な事から(いや、ブッカー殿の筆力からか)共にパートナーと仲
違いをしていた、当時のサブゥ&RVDに、タッグ王者コンビのストーム
&キャンディード。しからばと5月16日のECWアリーナでの定期興行
『A Matter of Respect 1998』では、サブゥ&キャンディード対RVD&
ストームなんて即席チームを組み対決をしてはみたものの、どうもしっ
くりと来なかった(実際、お客にもこのネタは受けんかったんやろ)と見
え、両チームともすぐに仲直りをした模様。って事で、今夜はまずRVD
のTV王座を狙って、一夜限りのパートナーであったストームが出撃。
試合は一進一退の攻防の末、RVDの本来のパートナーであるサブゥ
が突如乱入。ストームをテーブルに沈め、RVDに勝ち星をプレゼントし
とります。尚、この直後にキャンディードも姿を見せ、虎の子のタッグ王
座防衛に向け、相方ストームとの団結を確認する場面もおましたデ。
DUlf Hermann (w/Lance Wright) vs. Kronus
欧州(オットー・ワンツのCWA)からの刺客へルマンを重鎮クローナ
スが迎え撃つ構図の試合。僅かな時間でズバリと450スプラッシュが
決まり、クローナスの楽勝かと思ったら、ここにジャック・ヴィクトリーが
無法介入。これでクローナスはヘルマンによって土を付けられました。
○ポール・Eの登場
『とてつもなく適当』な街、ニュー・オリンズのファンの前にポール・E
が御出馬。ファンタスティックスの片割れ、トミー・ロジャースを招聘し
たと破格の笑顔(←ちょっと暑苦しいけど)で報告しとります。
EMike Lozansky (w/Jamie Dundee) vs. Chris Chetti
Special Guest Referee : Tommy Rogers
早速トミー・ロジャースにお仕事が与えられました。内容はチェッティ
対ロザンスキーの一騎討ちを裁くってものでして、いちいち突っ掛かっ
て来るロザンスキー&ダンディに一発お見舞いし、チェッティの勝利を
好アシストでっせ。
FThe Dudley Boys (Buh Buh Ray Dudley & D-Von Dudley
& Big Dick Dudley) (w/Joel Gertner & Sign Guy Dudley)
vs. Tommy Dreamer (w/Beulah McGillicutty)
The Sandman & Spike Dudley
これまた当時の定番の6人タッグ戦。ダッドリーズがウダウダとマイ
クを握って客を煽り、対するサンドマンも酩酊気分でフラフラと千鳥足
にて入場。このため肝心の試合がなかなか始まらない(今夜は約23
分!の前振り)のは毎度の光景で、試合となればビューラ嬢とガート
ナーが白黒ショーを盛り込むのもお約束。勿論今夜もニュー・ジャック
親分のご出陣があって。ただし、手錠によりトップ・ロープに拘束され
たドリーマーの目の前でビューラ嬢が3D葬され、全く身動き出来なく
なった事や、ジャック・ヴィクトリーの追撃によってニュー・ジャック親分
が口から血を吐いてブッ倒れた事は、予想外の大ハプニングですワ。
おいおい、今夜は『とてつもなく適当』な街、ニュー・オリンズでの興行
なんやから、ダッドリーズもここまでとことんやってしまわんでも良かっ
たんやないの?。イージー、イージー。もっともっとお気楽に。
GSabu (w/Bill Alfonso)
vs. Chris Candido (w/Shane Douglas & Francine)
腹心キャンディードの大一番に駆け付けたのは、腰に燦然と輝くEC
W認定の世界王者のベルトを巻き、右肘にはタズによって負わされた
負傷治療のため、馬鹿デッかいギプスを装着したダグラス大先生。
いくら負傷中とは言え、サブゥにとってはやっかいな相手がセコンドに
付いたな、なんて思っていたんやけど、ここでまたまたトミー・ロジャー
スが姿を現し、ダグラス大先生に控え室へ戻るよう強い態度で指導。
さぁ、これでうるさい奴が居なくなった(アルフォンソの笛はもっとうるさ
いけどね)サブゥ、余裕を持ってキャンディードを迎え撃ち、終盤Cでの
仕返しとばかりストームが介入するも、これはRVDが楽々追撃完了。
最後はサブゥとRVDが息を合わせ、テーブル上に寝かせたキャンディ
ードにステレオ・タイプのレッグ・ドロップを浴びせてジ・エンド。鉄の結
束(?)が蘇ったサブゥとRVD、キャンディード&ストームの保持する
タッグ王座にピタリと照準を合わせておりまっせ。 |
|