|
ECW Year in Review 1997 Vol. 1
(DVD-R*2)
収録時間
disc-1:約2時間
disc-2:約1時間37分 |
ECW存命時に地方でのドサ巡業を含め、その興行の大半をビデオ
収録したと伝えられる、米国のプロレス・グッズ屋『Rf-Video』をご存知
か。その『Rf-Video』が2005年初頭より過去の貴重映像を順次DVD
−R化し、怒涛のリリース・ラッシュでワシらECWマニアの懐を直撃し
ているんや。さてさて今回皆様にご紹介するのは、1997年のECWマ
ット上における名場面や各種アングルの起承転結を手堅く纏めた『Ye
ar in Review』シリーズの中の1タイトル(1997年の上期分)。さてさて
1997年の上期となると、どうしても外せないのが、ECWにとって初と
なったPPV『Barely Legal』(97年4月13日放送)。勿論ここでもこれを
中心に据えた編集がなされておりまっせ。では、本DVD−Rをテキスト
に、策士ポール・Eと名優&迷優が織り成した夢舞台を今一度振り返
ってみましょ。
【注意】最近は一部で姑息にもデジタル・リマスタリングなる売り文句を
使う『Rf-Video』ですが、無論彼等にはそんな高額な編集機材を買う銭
も、コツコツと過去の映像をリマスタリングするような手間隙も絶対にお
まへん。ま、元ネタとなっているのが当時の市販ビデオやTV放送なの
で、そこそこ映像自体は綺麗。それでも過剰な期待はなされず、あくま
でも海賊商品だと割り切ってご購入される事をお勧めいたしますワ。
★★Disc-1★★
(01)年明け早々、大事件勃発!
"House Party 1997"
1997-01-11 South Philadelphia, PA - ECW Arena
お客様に新年の挨拶でもしようと思ったのか、ドリーマーが会場奥
の高所機材置き場に姿を見せたところ、背後からダグラス、キャンデ
ィード、ブライアン・リーが卑劣な闇討ち。しかもフロアーに突き落とさ
れて大流血となったドリーマーを気遣うテリー・ファンクを、今度はバ
ック・ステージにおいて、僅か4日だけNWA世界王座に君臨したって
偉大なる実績の持ち主、トミー・“野生の炎”・リッチが急襲や!。
(02)続:年明け早々、大事件勃発!
"House Party 1997"
1997-01-11 South Philadelphia, PA - ECW Arena
実はこの夜はダグラスのTV王座にドリーマーが挑む事となってい
たのやけど、(01)の闇討ちにてドリーマーは頓死。ならばと決起した
のがダグラスには煮え湯を呑まされ続けているピットブルの2号。そ
やけどこちらにもダグラス一派の魔手は伸びて...。
(03)続々:年明け早々、大事件勃発!
"House Party 1997"
1997-01-11 South Philadelphia, PA - ECW Arena
ドリーマーにピットブルの2号と、続けてうるさい相手を葬り、これで
TV王座は安泰とダグラスも一安心。と、ここにチープなマスクを被っ
た謎の男がお出まし。この男、4月13日放送のPPV『Barely Legal』
に向け、ダグラス一派を掻き回す事となるのですが、ここではその正
体暴きはお預け。謎のマスクマン、ダグラスに負けず劣らずのへらず
口を全開(失礼)し、ダグラスと丁々発止のやりとりを。
(マ)「ベルトを守ったと思っているやろけど、まだアイツが居るデ」
(ダ)「ドリーマーも2号も潰してやったワ。もう誰も居らんやろ?」
(マ)「そうかな。よっしゃ、テーマ曲をかけろ!」
って事でECWアリーナに流れたのは、ホワイト・ゾンビのヒット曲であ
り、ピットブルズのテーマ曲でもある『Thunder Kiss '65』。そう、96年
7月13日の定期興行『Heat Wave 1996』にてアクシデントではあった
ものの、ダグラスによって首に大怪我を負わされたピットブルの1号
が遂に戦線へと復帰ですワ。
【追記】このDVD−Rでは映像はここまで。あ、当然こんなに煽ったの
やし、ダグラスにしてもピットブル1号の復帰には内心良かったなんて
思うところもあったはずで、カウント・アウト負け(タイトルは移動せず)
を“快気祝い”としてピットブル1号に献上しております。
(04)Mikey Whipwreck vs. Chris Chetti
1997-01-18 Scranton, PA - Catholic Youth Center
なんでこんなどうでもエエ試合がここに収録されたんやろか。
(05)Sandman vs. D-Von Dudley
"Crossing the Line Again 1997"
1997-02-01 South Philadelphia, PA - ECW Arena
試合自体はバッサリとカットされ、最後はサンドマンが場外フェンス
と竹刀を駆使してD−ボンを叩きのめし幕となったのですが、ここに
脂っこい笑顔がプリティ・グッド過ぎるジョエル・ガートナーが登場。誰
がどう見てもサンドマンの圧勝であったのに、勝者はD−ボンである
と高らかにコール。これ、当然怒ったサンドマンからシバキ倒される
お馴染みのネタの前振りなんやけど、今夜はここにババ・レイとスパ
イク君も登場。さてさて、今でこそババ・レイとD−ボンは熱い兄弟盃
を交わした間柄ですが、当時はD−ボン1人がダッドリー一族と敵対
しているって設定でして、当然ババ・レイの振り上げた椅子はD−ボ
ンの頭部に振り下ろされるはず。でも注目の椅子は、サンドマンの頭
部へと振り下ろされ、これを理解出来ないとババ・レイ相手に詰め寄
るスパイク君は、ババ・レイとD−ボンのダブル・ババ・カッター(現在
は3Dと呼称)の餌食となり、追ってゴミ箱一杯の凶器を携え乱入した
ギャング・スターズのご両人も、最初こそ威勢が良かったものの、バ
バ・レイとD−ボンによって返り討ちに...。そう、これ、初期はユー
モラス・ユニットの雰囲気もあったダットリーズってギミックが、ババ・
レイとD−ボンの結託によってバリバリの武闘派へと変貌を遂げるき
っかけとなった、非常に重要な試合なんですワ。
(06)レイヴェンとbWoのプロモ
勿論バックに流れるのはオフスプリングの『Come Out And Play』。
(07)Sandman vs. D-Von Dudley
(w/Sign Guy Dudley & Joel Gertner)
1997-02-15 Revere, MA - Wonderland Greyhound Park
(05)の再戦ってとこやろか。梯子を上手く使ったサンドマンがD−ボ
ンを撃沈しております。あ、この会場ではD−ボン(とニュー・ジャック
親分)には苦い思い出があるはずなんやけど、それは別の機会に。
(08)遥々日本の東北から出稼ぎに来ました...
ECWにとって初となるPPV『Barely Legal』(97年4月13日放送)に
向け、目玉の一つとしてポール・Eが白羽の矢を立てたのがみちプロ
の6人タッグ。まずはプロモを兼ねて彼等を前もって一度招聘。ここ
ではサスケ率いるリンピオ軍と、TAKA率いるルード軍の各々のプロ
モをどうぞ。あ、ルード軍はリチャーズ率いるbWo軍と結託したデ。
(09)ECW World Tag Team Championship :
Tables And Ladders Match :
The Eliminators vs. Rob Van Dam & Sabu
"Cyberslam 1997"
1997-02-22 South Philadelphia, PA - ECW Arena
どちらが今日最高のチームであるのか、なんて命題を懸けてのタッ
グ王座戦。いきなり公認凶器の机や梯子を使わないところに両チー
ムのスキルの高さが伺えますな。あ、この夜はイリミネーターズの王
座防衛で試合は幕となっております。
(10)レイヴェンのプロモ...
のはずが、テリー御大がサイコロジカルに禅問答を仕掛け...。
(11)Tommy Rich (w/Little Guido) vs. Chris Chetti
1997-03-01 Scranton, PA - Catholic Youth Center
トミー・リッチの勝利をセコく演出したのはリトル・グイドー。これにど
うやらリッチは感激した模様で、両者はリング上にて熱い抱擁と口付
け...(苦笑)。JTスミスの提唱によって始まったFBI、“純血イタリア
人軍”ギミックを引き継いだグイドーに、強力な(?)後ろ盾が出来まし
たデ。さぁ、第2期FBIの始まり、始まり...。
(12)ECW World Tag Team Championship :
The Eliminators vs. Rob Van Dam & Sabu
1997-03-01 Scranton, PA - Catholic Youth Center
誰が持ち込んだのか大型の梯子がリング上にあって、これに4選
手が同時に登ったところ、梯子が重さに耐えかねて倒壊...。映像
はここで途切れます(どうやらイリミネーターズのタイトル防衛みたい)
が、試合そのものではなく、梯子の倒壊シーンを紹介したかったのや
ろかね。確かにちょっと笑えはするけど...。
(13)Sandman & Tommy Dreamer (w/Beulah) vs.
Buh Buh Ray & D-Von Dudley (w/Sign Guy Dudley)
1997-03-01 Scranton, PA - Catholic Youth Center
花道で缶ビールをあおって気勢を上げたサンドマンとドリーマー。さ
てこれから試合ってところで、映像は突然途絶えてしもて...。
(14)Lance Storm vs. Axl Rotten
1997-03-01 Scranton, PA - Catholic Youth Center
ストームがアクセルを倒したところで、ダッドリーズ、ギャングスター
ズ、イリミネーターズらがわらわらとお出まし...。
(15)サブゥとタズのプロモ
気の遠くなる時間をかけて熟成させた両者による『世紀の遺恨戦』。
運命の試合はPPV『Barely Legal』(97年4月13日放送)にて行われ
るのやけど、そこに向けてプロモでガンガンと煽りまくり!。
(16)Terry Funk vs. Brian Lee
"Hostile City Showdown 1997"
1997-03-15 South Philadelphia, PA - ECW Arena
パイプ椅子攻撃にゴミ箱攻撃。加えて浅井式の月面水爆攻撃(1発
は場外へ向け、もう1発はコーナー頂上からリングの中央に向けて発
射)と、十八番のネタをテンコ盛りで並べて巨漢のリーを倒したテリー
御大、目下絶好調のご様子でっせ。
(17)またもプロモで...
PPV『Barely Legal』を煽っています。
(18)ECW World Television Championship :
I Quit Match :
Shane Douglas (w/Francine) vs. Pitbull #1 (w/Pitbull #2)
"Hostile City Showdown 1997"
1997-03-15 South Philadelphia, PA - ECW Arena
(03)でも触れましたが、96年7月13日の定期興行『Heat Wave 19
96』にて、アクシデントではあったものの、ピットブル1号の首に大怪
我を負わしてしまったダグラス。PPV『Barely Legal』を目前に控え、
因縁の1号相手に、“参ったと言ったら負けよ”戦を敢行。当然両者
の狙いは相手の首でして、互いにフルネルソンでグイグイと絞り上げ
合うのやけど、ここでは両者のセコンドのプロレス勘の良さが明暗を
分ける結末となっております。
(19)謎のマスクマンのプロモ
(20)ダグラス&フランシーン嬢のプロモ
(03)でも触れた謎のマスクマンと、そいつによって若干ペースを乱
され気味であるダグラスのプロモ。しかもフランシーン嬢は謎のマス
クマンの醸し出す“色気”にまんざらでもない感じで...。
(21)ECW World Tag Team Championship :
The Eliminators vs. Buh Buh Ray Dudley & D-Von Dudley
(w/Sign Guy Dudley & Joel Gertner)
"Hostile City Showdown 1997"
1997-03-15 South Philadelphia, PA - ECW Arena
(05)にて結託したババとD−ボン。武闘派ダッドリーズとして快進撃
を続けておりまして、遂にイリミネーターズを破り、念願のタッグ王座
をゲット!。ここから彼等の長く険しいタッグ屋生活が始まるんです。
(22)Sandman vs. Balls Mahoney
"Hostile City Showdown 1997"
1997-03-15 South Philadelphia, PA - ECW Arena
まだ短髪であった頃のマホーニーを竹刀でシバき倒してサンドマン
が勝ち鬨を。PPV『Barely Legal』に向け、気合十分ってとこやね。
(23)またもプロモで...
PPV『Barely Legal』を煽っています。
★★Disc-2★★
(01)Terry Funk vs. Axl Rotten
1997-03-21 Waltham, MA - IBEW Hall
試合自体はバッサリとカットされており、テリー御大がアクセルを下
したところで、御大とは縁のある(友好及び敵対)方々がわんさかと
お出まし。ま、これもPPV『Barely Legal』の煽りの一環やね。
(02)テリー御大のプロモ
レイヴェンの保持する世界王座に照準を絞ったみたい。
(03)Michinoku Pro 6-Man Tag Barely Legal Preview
Dick Togo & Terry Boy & Taka Michinoku
The Great Sasuke & Gran Hamada & Gran Naniwa
1997-02-14 Webster, MA - Town Hall
Disc-1の(08)でも触れましたが、ECWにとって初となるPPV『Barel
y Legal』(97年4月13日放送)の目玉の一つとしてポール・Eが白羽
の矢を立てたのがみちプロの6人タッグ。2月のドサ巡業に彼等を参
戦させて収録した熱戦を、PPV『Barely Legal』のプロモの一環してお
茶の間に向け放映や。さてさて、レフェリーとしてテッド田辺氏まで招
聘したお陰で、リング上で繰り広げられるのは完全無欠のみちプロ・
ワールド。こんなのが生で(もしくは生放送で)観られるのならと、多分
大勢のファンがPPVに注目した事と思うな。ウン、自分の信ずる商品
(←この場合はみちプロの6人タッグ戦)を、ファンを啓蒙しつつ売り
まくる。ポール・Eの才覚がひしひしと感じられるんやないですか。
(04)Raven & Shane Douglas (w/Francine)
vs. Terry Funk & Tommy Dreamer (w/Beulah)
1997-03-30 Monaca, PA - Golden Dome
PPV『Barely Legal』直前のドサ巡業(ダグラス師匠のお膝元)から
の映像。ここでは親分のレイヴェンに背き一本立ちを誓ったスティー
ヴ・リチャーズの渾身の乱入に注目してやって。
(05)ECW World Tag Team Championship :
3 Way Dance :
Buh Buh Ray Dudley & D-Von Dudley
(w/Sign Guy Dudley & Joel Gertner) vs.
The Eliminators vs. The Gangstas
1997-03-30 Monaca, PA - Golden Dome
これも(04)と同日収録の試合。ダッドリーズの手に落ちたタッグ王座
を巡る3WAY戦で、ギャングスターズの敗退シーン等はカット。イリミ
ネーターズの片割れであるサタンに、武闘派ダッドリーズの腰巾着で
あるサイン・ガイ・ダッドリーが背後から忍び寄り、卑劣にもガラス板を
サタンの頭部へお見舞い!。武闘派ダッドリーズ、勝つためなら何で
もやるって悪辣ささえも兼ね備えての快進撃や。
(06)タズのプロモ
気の遠くなる時間をかけて熟成させたタズとサブゥによる『世紀の遺
恨戦』。運命の試合はPPV『Barely Legal』(97年4月13日放送)にて
行われるのやけど、そこに向けてタズがプロモで煽りまくり!。曰く、
「サブゥ、お前はこれまで地球上で一番運の良い奴やった。でも、その
運の良さも後2週間で潰えるんや...」。
(07)テリー御大とレイヴェンが!
ロッカー・ルームで掴み合いの大喧嘩。こちらもPPV『Barely Legal』
に向けていよいよ緊張が高まって参りましたデ。
(08)PPV『Barely Legal』のハイライト
策士ポール・Eが練りに練ったネタが次々に花開いた、ECW初のP
PV『Barely Legal』。ここではその名場面をパラパラ漫画風に編集した
ハイライト集が。ま、気になるのなら単体でPPV『Barely Legal』の完全
映像を買って下さいな、ってところやろか。あ、確かにこのPPV『Barel
y Legal』は高水準。ただ余りに彫刻的って言うか、練り上げ方が尋常
ではないから、ワシはちょっと息苦しく思えるところも。尚、かつて公開
された映画『Beyond The Mat』では、バック・ステージにてレスラー達
を前にアジテーションを飛ばす、ちょっとテンパったポール・Eと、その
アジテーションを拝聴するレスラー達の姿も確認可能。ECWを“カル
ト”と評する人達の論説の根拠の一端が垣間見られまっせ。それとDi
sc-1で紹介した謎のマスクマンの正体はリック・ルードでした。
(09)“毒マムシ”アルフォンソのプロモ
PPV『Barely Legal』のハイライトであったタズとサブゥによる『世紀の
遺恨戦』。この重大な一戦で鮮やかにタズをダブル・クロスし、サブゥ
へと寝返ったビル・アルフォンソが嫌みったらしくアジテーション。
(10)タズのプロモ
サブゥとの一戦には納得している様子ですが...。
(11)RVD、セク・ハラ!
クリス・キャンディードと、その愛妻サニーがバック・ステージでイチャ
イチャ。と、そこに通りかかったのがRVD。止せばエエのにサニーの
お尻をペロリと触ったものやから...(苦笑)。
(12)ECW World Tag Team Championship :
3 Way Dance :
Big Dick Dudley & D-Von Dudley
(w/Buh Buh Ray Dudley & Sign Guy Dudley & Joel Gertner)
vs. The Eliminators vs. The Gangstas
1997-05-02 Asbury Park, NJ - Convention Center
PPV『Barely Legal』にてダッドリーズを下し、タッグ王座を奪還した
イリミネーターズ。今宵は王座復帰に燃えるダッドリーズと暴れん坊
コンビのギャングスターズを同時に迎え撃つって難儀なカードですワ。
ま、ドサ興行での王座の移動は考えられず、ここでは3チームの暴れ
っ振りと、特にニュー・ジャック親分の高所自殺ダイヴに注目やね。
(13)ECW World Television Championship :
Shane Douglas (w/Francine) vs. Balls Mahoney
1997-05-02 Asbury Park, NJ - Convention Center
互いに相手の股間に狙いを絞って、ちょっと下品な展開にて行われ
た本試合。最後はダグラスを救えとキャンディードがリングに上がり、
これではマホーニーが多勢に無勢となって不利やないかと、地元アズ
ベリー・パークの悪童、“イレズミ獣”バン・バン・ビガロが突如出現。
お、これはダグラス&キャンディード対マホーニー&ビガロの番外戦が
勃発するかと思ったら、ビガロはマホーニーを見限ってダグラス&キ
ャンディードとシェイク・ハンド!。そう、これこそが第3期トリプル・スレ
ット(←直訳するなら3本の槍。ダグラス率いる悪辣ユニットの名前で
す)結成の瞬間なんですワ。
【追記】第3期と言うからには、当然第1期も第2期もおました。第1期
はダグラス、クリス・ベノワ、エディ・ゲレロがそうで、続く第2期はダグ
ラス、キャンディード、ブライアン・リーとなっております...(多分)。
(14)Tommy Dreamer (w/Beulah) vs. Louie Spicolli
"Chapter 2"
1997-05-10 South Philadelphia, PA - ECW Arena
ドリーマーそっくりの井出達で悪事をはたらくスピコーリ。さてさて、E
CWにおいて“正義の味方”ウルトラマンの立場にあるドリーマーとして
は、“悪のウルトラマン”スピコーリは許す事など出来ず、ならばと“悪
のウルトラマン”退治へと乗り出したのですが、何と恋人ビューラ嬢が
“悪のウルトラマン”十八番のデス・バレー・ドライバー(←おいおい、三
田のえっちゃんに断りを入れた?)によってリングに沈められ...。
(15)Tommy Dreamer (w/Beulah) vs. Louie Spicolli
1997-05-17 Buffalo, NY - Burt Flickenger Athletic Center
って事で、再度“悪のウルトラマン”スピコーリの成敗にドリーマーが
出陣。あ、そやけど“悪のウルトラマン”も肝っ玉が据わっており、ドリ
ーマーに当て付けにと、ビューラ嬢がデザインされたTシャツを着用し
てのお出まし。勿論これでドリーマーの怒りも頂点に達し、“悪のウル
トラマン”を会場狭しと追い回してタコ殴りですワ。
【追記】当然この試合は“悪のウルトラマン”が負けて幕となるんやけ
ど、中盤に配されたドリーマーの十八番である階段落ち(多分、30段
以上はあったんやないか)は絶品。ホンマ、よくやるなこの人も。 |
|