Best of Raven in ECW
 Disc-1 
 (DVD-R)
 収録時間:約2時間
 ECW存命時に地方でのドサ巡業を含め、その興行の大半をビデオ
収録したと伝えられる米国のプロレス・グッズ屋『Rf-Video』をご存知か。
その『Rf-Video』が2005年初頭より過去の貴重映像を順次DVD−R
化し、怒涛のリリース・ラッシュでワシらECWマニアの懐を直撃している
んや。さて今回ご紹介するのは、1995年の春から1997年6月に渡る
レイヴェンの活動記録を手際よく纏めたブツ(著作権等を根底から無視
し、素材は市販ビデオ等からも抽出?)。ではでは、トミー・ドリーマーと
の凸凹友情物語の第1章(あ、ちなみに第2章も既に『Best of Dreamer
& Raven : Best of Enemies, Worst of Friends』のタイトルでDVD−Rとし
てリリース済)とも言える本DVD−R、たっぷりと楽しみましょか。

【注意】最近は一部で姑息にもデジタル・リマスタリングなる売り文句を
使う『Rf-Video』ですが、無論彼等にはそんな高額な編集機材を買う銭
も、コツコツと映像をリマスタリングするような手間隙も絶対におまへん。
よって本DVD−Rも、素材そのもののノイズが顕著に出ている箇所が
多数あり、加えて音声も非常に聴き取り辛く...。ま、所詮は海賊商品
だと割り切ってご購入される事ですな

★★Disc-1★★ 

@Raven Promo
  お馴染みオフスプリングの『Come Out And Play』をBGMに、雪の
 積もった田舎道をブラブラと歩き回るレイヴェン。あ、我が国では金
 村某らブリーフ軍のテーマとしてすっかり根付いた感のある『Come O
 ut And Play』やけど、やっぱりこの曲って言ったらレイヴェンですな。
ARaven (w/Beulah & Steve Richards)
 vs. Tommy Dreamer
 Three Way Dance 1995
 1995-4-8, South Philadelphia, PA - ECW Arena
  3月18日のECWアリーナでの定期興行にて行なわれた『Generati
 on-X Gauntlet Match』(←実態は4対1のハンディ戦)にてレイヴェン
 一派にボコボコにされた事への報復にカッカと燃えるドリーマー。対す
 るレイヴェンは、試合前にポン引きのリチャーズ(失礼)にビューラ嬢
 を斡旋して貰い(←この場面の映像はカット。この夜が彼女のデビュー
 のはず)、まんざらでもなさ気にコーナーにドカンと座ってますワ。さて、
 試合の方ですが、やっぱりここはドリーマーの怒りの度合いが尋常で
 はおまへんでした。お客から手渡される各種凶器をガンガン使い、レ
 イヴェンを大流血へと追い込むドリーマー。と、リング・サイドから突然
 女性の悲鳴が!。あれ、何事かいなとドリーマーが振り向くと、そこで
 はリチャーズがビューラ嬢の唇を無理やり奪う大暴走(苦笑)。で、「こ
 っちは真面目に試合をやっとるのに、お前は一体何をやっとるんや」
 とドリーマーがリチャーズに詰め寄った途端、ビューラ嬢が隠し持った
 ヘア・スプレーをドリーマーの顔面に噴射。そう、先のリチャーズによ
 るセク・ハラは、ドリーマーを陥れる巧妙な罠やったんです。ビューラ
 嬢のスプレー攻撃⇒リチャーズのスーパー・キック⇒レイヴェンのDD
 Tと、ここで一気に畳み掛けられたドリーマー、今夜も文字通り完敗や。
 【追記】上記した『Generation-X Gauntlet Match』ですが、以前英国で
 発売されたPAL方式のDVD『RATTED !』に収録されております。
BRaven (w/Beulah & Steve Richards)
 vs. Tommy Dreamer
 Hostile City Showdown 1995
 1995-4-15, South Philadelphia, PA - ECW Arena
  試合前、「3月18日の定期興行でも、4月8日の定期興行でもレイヴ
 ェンに負けたのに、まだ戦いたいってかいな?。ホンマ、キチガイ沙汰
 とはこの事やなァ。今夜もレイヴェンはお前を再び磔に処すデ!」とヘ
 タレのリチャーズにボロカスに言われてしまった(←この場面の映像は
 カット)ドリーマー、お客のサポートと燃える復讐心を糧に、一直線にレ
 イヴェンに飛び掛り試合は幕開きや。ただ場外乱闘を優位に進めたド
 リーマーですが、やっと今夜こそ怨敵レイヴェンを打ち破るかと思って
 いたのやけど、どうにも決定打が出まへん。で、そうこうする内にリチャ
 ーズの介入で冷静さを欠いた(笑)ドリーマー、あろう事かレフェリーに
 DDTを見舞って反則負けに...。あ、破れかぶれのドリーマー、試合
 後にリング上に出て来たビューラ嬢(←皆さんも既にご存知でしょうが、
 現在はドリーマーの本当の奥さんになっとります)を、純白のパンツ丸
 出し状態で墓石式パイル・ドライバー葬として鬱憤晴らし。以降、ECW
 マットにおいて何度も再演される名物エロ・スポットの、多分これが第1
 回目やと思いますワ。
CRaven vs. Tazmaniac
 1995-5-20, Jim Thorpe, PA - The Flagstaff
  『Rf-Video』の十八番であるファン・カム映像。ラフ攻撃と鋭いスープ
 レックスにて襲い来るタズマニアック(現タズ)を何とかやり過ごし、凶
 器シューズ攻撃にて幕引きを狙ったレイヴェン。けどここに疾風の如く
 ドリーマーが現れて...。  
DECW World Tag Championship :
 Raven & Steve Richards vs. Public Enemy
 Mountain Top Madness 1995
 1995-6-30, Jim Thorpe, PA - The Flagstaff
  『Mountain Top Madness 1995』として市販された映像やけど、こち
 らも多分元々は『Rf-Video』によるファン・カム映像。さてさて今宵はパ
 ブリック・エネミーの保持するタッグ王座へ挑んだレイヴェンとリチャー
 ズなんですが、パブリック・エネミー側が試合前からお客達を煽ってリ
 チャーズを小馬鹿にし、試合となっては何処から取り出したのか、アコ
 ースティック・ギターをブンブンと振り回しリチャーズをタコ殴り。確かに
 頼りないパートナーですが、リチャーズがこんな塩梅では、既に勝負は
 見えたと、何とレイヴェンは控え室へと引き上げて...。けど、ここでリ
 ングには怪しい影が二つ。これ、ギャングスターズ(95年6月17日開
 催のフィラデルフィアはECWアリーナでの定期興行『Barbed Wire, Ho
 odies, & Chokeslams』で初登場し、パブリック・エネミーを襲撃したば
 かり)でして、パブリック・エネミーを瞬時に粉砕して、あろう事かタッグ
 王座をレイヴェン&リチャーズに移動させてしまいよった!
EECW World Tag Championship :
 Three Falls Double Dog Collar Match :
 The Pitbulls vs. Raven (w/Beulah) & Stevie Richards
 Gangstas Paradise
 1995-9-16, South Philadelphia, PA - ECW Arena
  犬の首輪を全員が装着し、首輪同士を鎖で繋ぐって形の変形チェー
 ン・デスマッチ。ここではレイヴェンと猛犬2号、当初は仮病を使って試
 合から逃避(苦笑)しようとした疑いのあるリチャーズと猛犬1号が、そ
 れぞれ鎖で繋がれました。さてこの3本勝負、比較的早い時点で1本
 目はレイヴェンが、2本目は猛犬1号が奪って運命の3本目へと突入。
 あ、ここから登場人物が一気に増えるので覚悟してや(笑)。まずはレ
 イヴェンが演出したレフェリー失神スポットに合わせ、ダッドリー・ダッド
 リーとダンス・ウィズ・ダッドリーが、日頃から反目している猛犬組襲撃
 に登場。これは何とか猛犬組も十八番のスーパー・ボム(コーナーか
 らの投げっ放しパワー・ボム)で迎撃しましたが、続いてはお色気タイ
 ムとばかりビューラ嬢を標的に、フランシーン嬢が介入を決行。一応、
 当時フランシーン嬢はリチャーズの彼女って役どころでしたが、ビュー
 ラ嬢との折り合いがそれはそれは悪かったんですワ(苦笑)。で、ここ
 にレイヴェン憎しとドリーマーが加わり、リング下で失神する猛犬2号
 から首輪を奪い、あろう事か自身の首に首輪を装着して即興の猛犬1
 号&ドリーマー組を結成。そのまま憎きレイヴェンをDDTで沈め、どさ
 くさのタッグ王座奪取ですワ。しかし今夜のECW劇場、まだまだ幕は
 下りません(笑)。今度は、今の判定はアカンやろとレフェリーの資格
 も有する“オトコ芸者”のアルフォンソが難クセを付けながらリングへ。
 しからばと、アルフォンソとは犬猿の中のタッド・ゴードンECWオーナ
 ー(当時は)まで現れ、小汚いオッサン同士のキャット・ファイトがいき
 なり勃発...。「お前ら、ホンマどこまでやるんや」って、お客さんが呆
 れかけた頃、グッド・タイミングで猛犬2号が覚醒。ドリーマーや“紛争
 処理係”の巨漢911らも協力し、レイヴェンとリチャーズを縦積みさせ
 て、大トリのスーパー・ボムが炸裂!。これでやっとレイヴェン&リチャ
 ーズから猛犬組に、正式にタッグ王座が移動いたしましたんや。
FTerry Funk & Tommy Dreamer
 vs. Cactus Jack & Raven
 November to Remember 1995
 1995-11-18, South Philadelphia, PA - ECW Arena
  御大テリー&ドリーマーの師弟コンビと、カクタス&レイヴェンのヒー
 ル・コンビの大激突。ゴミ箱一杯の凶器がリング上に撒き散らされたも
 のやから、自然と試合は荒れた展開へ。しかしそれでもお茶目な小ネ
 タを試合に仕込んでくるのがECWの真骨頂。で、今夜はカクタスがお
 手製(多分)の“Dungeon of Doom”のTシャツを着とるんやけど、何と
 その下にはこれまたお手製と思われるWCWのプロデューサー(←当
 時の)エリック・ビショフの顔が描かれたTシャツも。しかもそれをドリー
 マーがたくし上げてカクタスの顔に覆い被せたものやから、リング上に
 はカクタスの下半身を持ったビショフが居るよう。そしてドリーマーがご
 丁寧に“ビショフの顔”を攻撃すると、客席からはやんやの歓声が。い
 やはや、カクタスもドリーマーも観客もみんなが共犯関係のこのスポッ
 ト、これが本試合のハイライトとなりましたんや。尚、試合の結果です
 が、ドリーマーがレイヴェンをパイル・ドライバーに沈め、すかさず御大
 テリーがレイヴェンからフォールを奪って、師弟コンビの激勝となってお
 りましたワ。
GECW World Heavyweight Championship :
 Raven (w/Kimona Wanalaya & Stevie Richards &
 The Blue Meanie) vs. Sandman
 1996-1-27, South Philadelphia, PA - ECW Arena
  サンドマンの保持する世界王座へ挑む事となったレイヴェン。勿論サ
 ンドマンは王座を渡してなるものかと竹刀で狂った様にレイヴェンを殴
 り付けるのやけど、それがどうした事か勢い余ってレフェリーにまで一
 発喰らわしてしまい、これで一気にリング上の雲行きが怪しくなります
 んや(苦笑)。そう、皆様お待ちかねの豪華な乱入陣の出番です。ま
 ずはリチャーズ&ミーニーがサンドマンを襲って口火を切り、続いてドリ
 ーマーがレイヴェンに仕掛け、カクタス・ジャックが日頃から反目してい
 るサンドマンを襲い、これを見たシェーン・ダグラスがサンドマンの援護
 &カクタス追撃のためにスクランブル発進。いやはや、誰と誰が仲間
 で、誰と誰が敵対しているのか。どうにもこうにも交通整理し辛くなって
 しまったリング上ですが、こんなカオス状態(苦笑)こそがレイヴェンの
 本領発揮の場。抜け目なくサンドマンに十八番のDDTを放ち、遂に世
 界王座へと駆け上がってしまいました。
HRick Steiner & Scott Steiner (w/Taz)
 vs. Raven & Stevie Richards
 1995-9-23, Middletown, NY - Sportsland Cafe
  『Rf-Video』の十八番であるファン・カム映像。スタイナー兄弟にはタ
 ズまでが付いており、これではレイヴェン&リチャーズには万に一つの
 勝機さえもおまへんワ。スタイナー兄弟の猛攻に晒された哀れなリチ
 ャーズ、最後はダブル・スタイナー・ブルドッグにて轟沈しております。
IECW World Heavyweight Championship :
 Shane Douglas vs. Raven (w/"The Fabulous Ones"
 Stevie Richards & The Blue Meanie)
 Hostile City Showdown 1996
 1996-4-20, South Philadelphia, PA - ECW Arena
  さてさて、96年1月5日にECWアリーナで行われた定期興行『Hou
 se Party 1996』では、ビューラ嬢がトミー・ドリーマーによって身篭った
 なんて仰天展開があって、それ以降レイヴェンはドリーマーの“股間の
 お宝”潰しを誓うんや。で、このDVD−Rでは残念ながらカットされとる
 んやけど、試合前にレイヴェンは対戦相手でしかも口達者のダグラス
 から、ビューラを寝取られやがってとネチネチと口撃を受ける羽目に。
 しかもこれまたDVD−Rではカットされとるんやけど、レイヴェンのセッ
 クス・ペットであったカモナ嬢までが、ビューラ嬢とのレズビアン関係を
 カミング・アウトした上でドリーマーとの“性的3WAYダンス”に突入。
 さすがにここまでショックな事件が続くとレイヴェンもハート・ブレイク気
 味(苦笑)。リチャーズやミーニー、ブライアン・リーにブルース兄弟と、
 持てる全ての駒を介入させた末、凶器が仕込まれているシューズでダ
 グラスを振り切るしかなかったみたいです。
 【追記】"The Fabulous Ones"とは、かつてスティーヴ・カーン&スタン
 ・レーンが組んでいたユニット名なんですが、どうやらリチャーズとミー
 ニーもこの時期、"The Fabulous Ones"を名乗ってお茶らけていたみ
 たい。ちなみにこの"The Fabulous Ones"が、後のbWoへと発展して
 行くんやと思います。


トップへ
戻る