五十五万石炎上!戦国地獄絵巻 終ノ章
 2007年5月5日・和歌山県立体育館補助館
 (有料入場者数47名)
 (DVD-R) 収録時間:約1時間33分
 本作はDVDではなくってDVD−R。収録されているのは、大阪ディー
プ・サウスの羽曳野市から和歌山県に掛けて独自の基盤を築きつつあ
るFU★CKプロモーションが、2007年の黄金週間に和歌山県立体育
館の補助館を舞台にブッ放した怒涛の2Days興行の2日目の映像。
5月5日開催の定期興行『五十五万石炎上!戦国地獄絵巻 終ノ章』
全容が収められておりますんや。
ではでは、団体のオフィシャルHPによると、有料入場者数が47名であ
った本定期興行。実際に現地で生観戦したこのワシが本DVD−Rをテ
キストに、当日の細かなネタも振り返りつつ、微に入り細に入り突っ込
みまくってみたいと思います。
【追記】尚、本DVD−Rは通信販売で送料別3,000円(税込み)にて
どちらさんでも購入可能。米国の独立系団体に興味をお持ちの方や、
日本国のプロレス界の最深部に興味をお持ちの方は是非購入してみ
て下さいな。もしもDVD−Rが思いのほか多数売れたなら、多分当団
体を切り盛りされている某氏(この業界の“極一部”で非常に高名なお
方です)は、ワシらすれっからしの汚れファンの琴線を更に刺激する新
たな興行を企画してくれるはずやから...。
あ、これがFU★CKプロモーションのオフィシャルHPです。

○道頓堀さん、再び和歌山へ...
  本興行の前日、同所で開催された『五十五万石炎上!戦国地獄絵
 巻 序ノ章 Unbelievable Tag Tournament V』が事前の予想を遥かに
 上回る面白さであったため、否が応でも本日の興行への期待が高ま
 って来ます。で、昨晩打ち上げでそこそこの量を呑んだのに遠足当日
 の小学生の如く朝早くに目覚めたワシ。即刻布団から抜け出してせっ
 せとサイン・ボードの作製を開始...。この日作ったのは下に画像掲
 示した2枚や。あ、サイン・ボードにある“Kevin”とはマッドマン・ポンド
 の本名。彼氏、ホンマはKevin Canadyさんておっしゃるそうです
 って事で前日同様N氏と2人、JR阪和線に乗って一路和歌山県へ。
 目指す和歌山県立体育館の補助館傍にあるディスカウント・ストアー
 でよく冷えた缶ビール×半ダースを2つ、N氏と2人で購入し、ネクロ
 さん&ポンドへの手土産として現地へと到着したところ、運良く丁度ネ
 クロさん&ポンドが会場の外に出て来ており、さっそく手土産のビール
 を手渡し、ツー・ショットの記念撮影をおねだり。それにしても昨日ワシ
 がプレゼントしたラスタ・キャップを被っていてくれたのは嬉しかったな。
   
○ネクロさんへのずっこけシュート・インタビュー...
  記念撮影を終えたワシ。せっかくやからと、拙いインチキ英語を駆使
 してネクロさんにシュート・インタビューを敢行。お題は、何故突然ネク
 ロさんは昨年末、丸坊主になったのか、です。実はこのお題について
 は当HPにもよく遊びに来てくれはる温泉VACAさんも大日本プロの4
 ・30後楽園大会にてネクロさんにお尋ねされており、その時のネクロ
 さんの答えは、「テキサスで髪切りマッチに負けて丸坊主になった」
 の事。そこでテキサスならばXCWって団体ではないかと適当にあたり
 を付け、今度はワシが追加取材を行ってみたって次第です。以下がそ
 の時の模様でして、(次)は道頓堀次郎、(ネ)はネクロさん、(ポ)はマ
 ッドマン・ポンドの発言となっております。
 (次)ネクロさん、丸坊主になったのって...。
 (ネ)あぁ、この頭ね...。
 (次)テキサスのXCWってところで試合をしたんやろ。
 (ネ)そうや、去年の12月やったワ。
 (次)ネクロさん、誰に負けたん?。
 (ネ)マイ・ボーイや。
 (次)エ、マイ・ボーイって、そんなに大きな息子さんが居てたん?。
 (ポ)違う違う、息子やない、彼のステューデントや(苦笑)。
 (次)あ、なるほどお弟子さんやね(苦笑)。
 (ネ)そう、○○をアップ(掌を上向きに上げる動作で)してやったんや。
  で、ワシはダウン(親指を下向きにして)。お陰で丸坊主や。
 (次)へェ、そうやったん。けどわざわざ丸坊主になってまで弟子を持ち
  上げてやるなんて、なかなかエエ師匠やね。
 (ネ)...(苦笑)。
 【追記】申し訳ないですが、ワシ自身がネクロさんを丸坊主にした○○
 の名前をド忘れしてしまい(一番肝心な事やのに!)、“温泉VACAさ
 ん”に再度詳細を伺ったり、XCWのHPをくまなく確認したところ、遂に
 下記の様な一文を発見!。
 XCW Revolution TV Taping This FRIDAY NIGHT - 11/17 - 11/15/2
 006 One week after Chuey Martinez, Dave the Rave, and Mr. Steve
 Moody stole a win (and the hair!) of the Necro Butcher ...。
 ウーン、ネクロさんの記憶が不確かだったのか、なにやら試合が行わ
 れたのは12月ではなく、11月15日(←ちなこに、ワシの結婚記念日
 やんか)らしく、弟子(←“温泉VACAさん”曰く、弟子ってよりも可愛が
 っている後輩って感じでは?。おぉ、なるほど名訳ですな)にズル勝ち
 (勿論ネタでしょうが)させてやったみたい。で、早速“下手人”のChue
 y Martinezって奴を調べてみたんやけど、これがなかなかヒットしまへ
 ん。しかし何処かで聞いた様な名前なんや、って悪い頭をフル回転さ
 せたところ、2006年の11月4日に行われたIWA−Midsouthのタッ
 グ版デス・マッチ・トーナメントにてネクロさんと対決していた事を思い
 出しました(その糞レビューもHPにはアップ済)。よっしゃ、これでちょ
 っとはスッキリしたな。
 【再追記】2006年の11月15日に、テキサスのXCWにてChuey Mar
 tinezとDave the RaveとMr. Steve Moodyにハメられて敗退し丸坊主。
 もしこれにミスがある様でしたら、どちら様でも結構ですので、ビシバシ
 とご指摘・ご指導いただけないでしょうか。

@30分1本勝負
 ○マグナム大江戸/メキシカン69(7:26 片エビ固め)
 パラパラくまさん/ワイルド・ベアー●
  ネクロさんとの楽しい触れ合いの一時も終わり、いよいよFU★CK
 プロモーションによる定期興行『五十五万石炎上!戦国地獄絵巻 終
 ノ章』が開始。まず第1試合目は大江戸&メキシカン69(←メキシカン
 ・ロックと読んで下さいな)が、ワイルド・ベアー&パラパラくまさん(パ
 ラパラを1曲丸ごとフル・コーラス使って踊ってみせる、なんとも非常に
 長ったらしい入場シーンがプリティ・グッド)から成る熊々コンビと激突
 するって図式。ただしどうもワイルド・ベアーは人気者のパラパラくまさ
 んを一方的に疎ましく思っている様子ですワ(苦笑)。まァ、それでもい
 ざ試合となると2人(2匹?)揃って大江戸&メキシカン69を同時にベ
 アー・ハグ(苦笑)に捕らえてみるなどと、やけに息の合った場面も披
 露し、勝ち星を目指したのやけど...。世の中、やはり好事魔多し。
 フィニッシュを狙ってパラパラくまさんが放った豪快なラリアットが、目
 測を誤ったのか(苦笑)大江戸ではなくワイルト・ベアーの喉元深くに
 ガツンとブチ込まれ...。
 【追記】パラパラくまさんの誤爆によって背中にベッタリと土が付いた
 ワイルド・ベアー、試合後にはパラパラくまさんに対して一騎討ちを要
 求する異常事態(苦笑)。また試合中にパラパラくまさんの繰り出した
 熊手攻撃から相棒の大江戸を救ったのはメキシカン69。ただ大江戸
 は何とか助けたものの、メキシカン69自身が熊手攻撃から逃げ遅れ、
 リングの上で息絶えるって不慮の事故まで発生や(←翌日のスポーツ
 紙が何処も伝えないのは不思議ですな)。ウーン、相棒の仇討ちを果
 たさんと大江戸もパラパラくまさんの首を付け狙って来るやろうし、パ
 ラパラくまさんにとってワイルド・ベアーと大江戸は、正に前門の虎後
 門の狼ってところでしょうか。
   
   
A45分1分勝負
 ○安部健治/虎龍鬼/川久保勝(11:43 コブラツイスト)
 泉州力/健心/マンボ慎太郎●
  本興行の前日、同所で開催された『五十五万石炎上!戦国地獄絵
 巻 序ノ章 Unbelievable Tag Tournament V』において藤原&安部組
 対マサダ&嶋村組の激突に無法介入を行い、嶋村の足を引っ張った
 マンボ慎太郎。どうやら嶋村との遺恨は、前日急遽行われた嶋村との
 一騎討ち(結果はマンボの惨敗)にて綺麗に清算された様で、この日
 は晴れて泉州&健心のパートナーとして勇躍リング上へ。で、泉州組
 の大抜擢(もしくはブッキング権を有するFU★CKプロ側が泉州サイド
 へ仕掛けた嫌がらせ?)に応えんと泉州らを制して先発を買って出た
 マンボでしたが、結果は安部のコブラツイストを喰らってやはりやはり
 のだらしないギブ・アップ負け...。試合後には健心から強烈なる逆
 水平チョップを薄っぺらな胸板に叩き込まれたマンボ。全くエエとこな
 し(いや、マンボらしさは大爆発しとったけどね)の2日間でしたな。
 【追記】控え室に戻った泉州、FU★CKプロ側の回すハンディ・ビデオ
 ・カメラ(ちなみにカメラを操作しているのは、団体を取り仕切る白◎翼
 さんのはず)に向け、爆発寸前の怒りを噛み殺す様に思いを吐露!。
 曰く、「ストレスの溜まる2日間だったな...」。ウーン、小さなハンデ
 ィ・ビデオ・カメラ1台を間に挟んで狭い控え室で対峙していた泉州と
 白◎翼さんの心の内はどんな塩梅やったのやろね(苦笑)。
   
B60分1本勝負
 ○MASADA(7:27 片エビ固め)角 英輝●
  本興行の前日、同所で開催された『五十五万石炎上!戦国地獄絵
 巻 序ノ章 Unbelievable Tag Tournament V』ではネクロさんを敵に回
 して一歩も退かぬ猛攻を見せた角(最後はネクロさんの相方であるマ
 ッドマン・ポンドの魔手に掛かり轟沈)。この日は昨日の汚名を挽回せ
 んとネクロさんの弟分的存在であるマサダとの一騎討ちに出陣です。
 さて最近流行りの“総合”とは趣きの異なる、どこか昭和チックな異種
 格闘技戦(いや、初期FMWチックって表現した方が的確やろかね)の
 様な匂いのするこの試合ですが、マサダが角に勝る体格を有効に活
 かしてグラウンド(←上手くこなしてましたデ)はおろか、本来は角の
 領域であるはずのスタンティングでも角を圧倒。最後はパワー・ボム
 〜ラリアット〜垂直落下式のブレイン・バスターと、プロレス側の代表
 技を3連発で見舞い、マサダが角を完全にフォールして見せました。
 しかし、この仕掛けもヒネリもない試合結果って一体。既成のプロレス
 他団体とは一線を画すネタ&ブッキングで業界の一部(いや、極々一
 部?)に熱心なファンを持つFU★CKプロですが、それでもプロレス愛
 だけは忘れていないってところでしょうか。どうなん?、白◎翼ハン。
   
C有刺鉄線ボード・デスマッチ
 時間無制限1本勝負
 ○マッドマン・ポンド(12:39 片エビ固め)キラーマスター●
  Bの試合終了後に設けられた休憩時間も終わり、さぁここからが本
 日の目玉であるデスマッチの2連発。まずは小兵のキラーマスターが
 有刺鉄線ボード戦にてマッドマン・ポンドに挑むって一戦からでっせ。
 で、この死闘に臨むキラー、W★INGとは縁もゆかりもないはずなの
 に、W★ING魂(←最早、死語か)の権化である有刺鉄線バットを片
 手にやや緊張気味に入場。対するポンドは緊張感の欠片もなく何時
 の調子でヘラヘラと笑みを浮かべてリング・サイドに現れ、客席最前
 列に座るワシが頭上に掲げる『Thank You Kevin』のサイン・ボードを
 見つけて非常にご満悦の様子ですワ。そしていよいよ火蓋が切られ
 た本試合、序盤はキラーが有刺鉄線バットを使ってポンドを攻め込み
 流血へと至らしめる場面も作ったものの、守護神である有刺鉄線バッ
 トを自ら手放したのが運の尽き。「有刺鉄線バットはこないして使うん
 じゃ!」とポンドからキツいのを数発喰らってキラーのペースがガクン
 と落ち、ここでポンドがリング上からワシに「そのサイン・ボードをこっ
 ちに寄こせ!」と指示。お、待ってましたデとワシがサイン・ボードをポ
 ンドに手渡すと、ポンドは手馴れた手付きで工業用大型ホチキスを使
 い、キラーの頭頂部へとサイン・ボードをガチンと打ち込み!。その後
 はキラーの頭頂部からサイン・ボードを引っ剥がし、自身の額から流
 れ落ちる鮮血を拭き取って、そのままワシの元へと返してくれました。
 いやー、前日に引き続き工業用大型ホチキスでのスポットにバッチリ
 と“加担”出来たワシ。正に盆と正月が一緒に来たって思いでしたな。
 尚、この後も試合は縺れに縺れ、遂に勢い余った両者は館外のトラッ
 クの荷台へと戦いの舞台を求める始末。あ、なんで荷台にブルー・シ
 ートが敷いてあるのや、なんて細かい言うのは野暮の極地でっせ(苦
 笑)。そして再びリングへと戻ったキラーを待ち受けていたのは、ポン
 ドによる股間でのブロック割りなんて極悪スポット。ただこれで昇天か
 と思ったら、ここからキラーが獅子奮迅の復活劇。ミステリオ顔負けの
 619〜有刺鉄線バットを抱いて月面水爆を敢行です。ウーン、最後こ
 そポンドの手によって有刺鉄線バット&パイプ椅子による即席トラップ
 へと沈められたキラーですが、これはナイス・ファイトでしたな。 
 【追記】上記した『Thank You Kevin』のサイン・ボードを、ポンドはやけ
 に気に入ってくれたみたいで、試合決着後はポンド自らサイン・ボード
 を手にして『Thank You Kevin』チャントを仕掛ける場面も。ワシ、正直
 マッドマン・ポンドの馬鹿馬鹿しげなアメ・コミ風のファイト・スタイルが
 どうにも好きになれんし、特に日本国のマット上で見る彼については、
 日本人客に対するやけに上手なあしらい方もとことん鼻に付いてまし
 た。ただ彼がネクロさんら汚れ外人選手達(失礼)の招聘窓口である
 ため、ワシらがネクロさんばかりを応援すると、この人がネクロさんに
 嫉妬し、日本への招聘を邪魔しよるんやないか、なんて思いもあって。
 で、「ネクロさんをブッキングしてくれてありがとう。ネクロさんに嫉妬な
 んてせず、今後もネクロさんを日本の団体へブッキングし続けてや」
 て思いから『Thank You Kevin』のサイン・ボードを作ったんですワ。そ
 れでもこうして『Thank You Kevin』のサイン・ボードを手に、嬉しそうに
 笑っているポンドの表情を見ると...。なんとも複雑な気持ちではあ
 りますが、とりあえずはマッドマン・ポンドさん、ホンマにありがとう!。
   
   
   
   
D蛍光灯デスマッチ
 時間無制限1本勝負
 ○ネクロ・ブッチャー(9:47 片エビ固め)吹本賢児●
  本興行の前日、同所で開催された『五十五万石炎上!戦国地獄絵
 巻 序ノ章 Unbelievable Tag Tournament V』では角をパートナーにポ
 ンド&ネクロさんと激突し、大流血に見舞われたもののネクロさんを相
 手に好勝負をやってのけた吹本。試合後には、所謂“デス・マッチ・ハ
 イ”の状態へと突入したのやろか、吹本はマイクを握ってネクロさん相
 手に「デス・マッチで戦え!」と口走ってしまいましたんや。で、これを
 聞いたポンドが、「デス・マッチ?。お前は、一体ワシらを誰やと思って
 いるんや。ワシは03年度の、ネクロは02年度と05年度のIWA−Mi
 dsouth認定のデス・マッチ王者やデ!。よっしゃ分かった、明日ネク
 ロと戦ってみろ。その結果が良ければ、今年のIWA−Midsouth認
 定のデス・マッチ・トーナメントに出場させたるワ!」、ってな感じで応
 戦するって場面がおまして、その流れからマッチ・メイクされたのが本
 試合。なんとなんと蛍光灯(片側18本、もう片側20本の、計38本が
 ロープに設置)デス・マッチなんですワ!。さてさて、試合前にネクロさ
 んから「Tシャツを脱げ!」を指示を受け、意を決して上半身裸となった
 吹本。これで俄然オトコを上げたのやけど、ネクロさんは吹本のその
 姿を確認するなりリング・ベルを待たずに急襲開始。蛍光灯を手当た
 り次第に吹本の身体へとブチ込み、逆水平チョップを吹本の胸にビシ
 バシと打ち込み、魂の塊である鉄拳を吹本の横っ面や顎にガツガツ
 と叩き込みます。けど吹本も黙ってやられてばかりではおまへんデ。
 リングに散らばった蛍光灯の破片の上を引き摺り回され、その余りの
 激痛に本人さえ自覚していなかったデス・マッチ・ファイターとしての資
 質が覚醒したのか、さっきまで自身の身体に降り注いだものと同数以
 上の蛍光灯をネクロさんに御返杯や。特にエプロン・サイドから飛び降
 りながらネクロさんの頭頂部へと見舞った蛍光灯での一撃は威力満
 点。この痛烈なる一撃でネクロさんは大きく額を割ってしまい、大量の
 鮮血が体育館のフロアーをドス黒く染めてしまいました(画像参照)。
 この後も延々、狭い館内に蛍光灯が破裂する音が数限りなく響き渡り
 続け、最初は我が身を案じて両者とは距離を置いて観戦していたワシ
 も、目の前で繰り広げられる両者の余りのド迫力の戦い振りに、知ら
 ず知らずに吸い寄せられる様に両選手へと近付き、蛍光灯の破片を
 モロに被ってしまう羽目に(苦笑)。あ、最後こそネクロさんのブン殴る
 様なラリアットの前に力尽きた吹本やけど、ネクロさん必殺のパイプ椅
 子2脚を使ったサイド・ウォーク・スラムによる背骨砕きからのフォール
 さえ跳ね返すなどと大健闘。文句なしで2Days興行の最高殊勲賞で
 っせ。あ、後でチラッと吹本本人から聞いたけど、当初はTシャツ着用
 でこの試合をするつもりであったらしい吹本。「けど、ネクロに脱げって
 言われたから...」なんて正直過ぎるコメントに、またまた感激させら
 れましたな。ウンウン、初参加となる今年のIWA-Midsouthのデス・マッ
 チ・トーナメントでは、“日本の吹本、ここにあり!”ってところを米国の
 デス・マッチ・ファンに見せつけてやってや!。
 【追記】背中一面を血で染め、控え室へと戻るネクロさん(画像参照)。
 ワシが下手糞な文章をいくら書き連ねても、この画像一枚の迫力の前
 ではね...。しかしここまで流血を強いられたネクロさんって、最近で
 は珍しいんやないの?。血を流せばエエってもんやないけど、ホンマ
 に今回はFU★CKプロモーションには思いっ切り楽しませて貰ったワ。
 選手、スタッフ、同席したお客さん、和歌山までこのワシを運んでくれ
 たJRの運転手(両日共に女性でした)、2夜連続で打ち上げを行った
 天王寺の中華料理屋『眠眠』のおばちゃん、その他この2日間に出会
 った全ての方々に感謝いたします。ありがとう!!。
   
   
   
   


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