道頓堀次郎が選んだ2006年ベスト・アメ・プロDVD

でもその前に2006年、道頓堀次郎の無駄遣いを総括してみます。

媒体名
購入数
DVD
0タイトル
DVD−R
44タイトル
VHS−テープ
4タイトル

団体・ジャンル
購入数
WWEもの 0タイトル
ECWもの 24タイトル
独立団体もの
22タイトル
オールドスクールもの 2タイトル

ワシの御贔屓ショップBEST3
店舗名
購入数
RF−Video
28タイトル
SmartMarkVideo
19タイトル
HIGHSPOTS
1タイトル

購入先国名
購入数
支払額
レート
購入数
米国
48タイトル
$786.5
119円/1$
93,599円
英国
0タイトル
日本
0タイトル
総支払額(送料別) 
93,599円
平均購入単価(送料別) 
1,950円

今年もアホみたいに買ったなァ、
ではボチボチ今年のベストDVDでも選びますワ。

 IWA-Midsouth : Queen Of The Death Matches 2006

 【得点:7点】
 今年も一年、デス・マッチ漬けで過ごした道頓堀次郎。例によって例の
如く、商売熱心な『SmartMarkVideo』より、シコシコと多数のDVD−Rを
購入いたしました。で、熱戦、激戦、凡戦、死闘、苦闘、笑闘(←こんな
言葉はないか)で、我が家のモニター画面をベッタリと朱に染めてくれた
のは米国にあるデス・マッチ系の各独立団体。特に最近迷走飛行を続
けるCZWを尻目に、“暴力大将”イアン・ロットン総帥率いるIWA−Mid
southは、手を変え、品を変えて、ワシをご機嫌な気分にしてくれたもの
ですワ。そして、そんなIWA−Midsouthものの中で、年末発売となっ
たためか、皆様からはご推薦のなかった、女子選手のみ(一部、例外も
居りますが...)のデス・マッチ・トーナメントこそが、今年最大の収穫。
特別参戦した尾崎魔弓の“よそ行き”ファイトなど、ケチを付けるポイント
もあるにはあるんやけど、トーナメント制覇を義務付けられたミッキー・
ナックルズ絡みの試合(予選及び準決勝戦)は、掛け値なしで2006年
のデス・マッチ・シーン(当然、男子選手の試合も含めて)を代表する内
容でした。ネクロ・ブッチャーを破り、カナダ初のデス・マッチ王となった、
これまた女子選手のルフィストと、このミッキー・ナックルズ。彼女達が、
来るべき2007年のデス・マッチ・シーンのキー・パーソンとなるのかも。
男子デス・マッチャー達のより一層の奮起と、ミッキー&ルフィストの更
なる飛躍を祈り、今年はここらでお開きとさせていただきまっさ。

 Hardcore Homecoming : November Reign

 【得点:3点】
 WWEによるECW再評価(←に、託けたモンキー・ビジネス)にすっか
り乗り遅れたシェーン・ダグラスら反主流派による、これまたECWって3
文字をチラ付かせて(←公言するとヴィンスに叱られるらしいね)のモン
キー・ビジネス『Hardcore Homecoming』。それでも『ハードコアの殿堂』
入りされた『生き仏』テリー・ファンク御大を、サブゥやチーム3D(元ダッド
リーズ)の面々が身体を張ってお祝いするって形のメインを含め、やっぱ
り現地で生で観たかったってのが、偽らざるワシの本音。あ、興行自体
は2005年11月の開催ですが、DVDとして世に出回ったのが本年の
春であったため、独断で評価の対象とさせていただきました。

◆◆以下はワシが独断で選んだ各賞の発表です◆◆

 ★★発掘映像大賞★★

 ECW : NWA World Heavyweight Title Tournament
 素晴らしいアングルを多数持つポール・Eの、それでもやっぱりこれが
一番の傑作なんやろね。これ、長く探していた映像やったのですが、ま
さかワシもお馴染みの『RF-Video』で簡単に入手出来るとは...!。
このテープの存在をお教えいただいた『王流さん』には感謝感謝です。
尚、映像の内容については、レビューの方で熱く熱く執筆済なので、ど
ちら様もよかったら一度読んでやって下さいな。
しかしこんな映像を見せられると、WWECWでチマチマとやっている現
在のポール・E(WWEからは離脱したらしいげと)が不憫でならんワ。
いや、もしやあのポール・Eでさえ、今や才能が枯渇しているのかも?。
そう、自戒を込めて書くけど、何時までもポール・Eって人を盲信し続け
るのは、当のポール・Eにとっても、ワシらファンにとっても不幸な事なの
かも知れまへんデ......。

 ★★独立団体もの大賞★★

 IWA-Deepsouth : X-Treme Warfare
 IWA−Deepsouthなる新興独立団体云々やなく、当夜のメインで披
露された、我等が“デス・マッチ・ジーザス”ネクロ・ブッチャーとJC・“シ
ンナー中毒の不良中学生”・ベイレイによるビール瓶を使っての、とこと
ん狂いまくったスポットに一票!。それにしても長年頭部を中心に、キツ
い攻撃を受け続けているネクロさん、犬死だけはしたらアカンよ...。

 ★★ワーストDVD大賞★★

 Hardcore Homecoming : Reunion Tour
 毎年決まって、「このクソったれ!」なんて叫び、思わずDVD(DVD−
R)を窓から外へ投げ捨てたくなる衝動に駆られるタイトルに数作は巡り
合うんやけど、それが何故か今年はそんな事の全くない、非常に平穏
無事(苦笑)なる年でして...。ワシ自身、年末にこのワーストDVDを
選出するのが楽しみであっただけに、何やら今年は損した気分(苦笑)。
無理やり選んだ本作にしても、特に何処が悪いって訳でもなく...。

 ★★特別功労賞★★

 大阪梅田のレコード屋さん : イグニッション・レコードさん
 今春、惜しまれつつお店をクローズされましたが、『SmartMarkVideo』
関連のブツを中心に、各種映像やグッズを非常に良心的な価格で日本
国内に紹介され、米国独立団体系ファンの底辺拡大に大きく寄与され
たのは特筆すべき事実やと思います。実際、ここのお店をキッカケにし
て、(それが結果として良かった、悪かったはこの際別にして)ズブズブ
と“ケモノ道”へと奥深く分け入り、戻って来られない方も多数(苦笑)居
られる様やし、『SmartMarkVideo』関連のブツを使った商品展開は、有
力なビジネス・モデルとして、東都のお店がチャッカリ継承。しかしなん
やね、いくらネットの時代と言っても、こういった先鋭的なお店(勿論、対
面販売が基本)を中心にシーンの核が形成されするんやね...。

【追伸】お店を切り盛りされていたH店長さん、どないされてはります?。
お元気でっか。ワシはご覧の通り、相変わらずですワ。また久し振りに
美味しいお酒、ご一緒させていただけまへんか...。


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